地域ポイントや地域通貨のソリューションを提供するフェリカポケットマーケティングが、FeliCaと仮想通貨ビットコインを連携させる手法を開発しました(発表資料)。FeliCaは、Suicaや楽天Edyなど電子マネーに使われている技術で、専用の半導体チップに暗号の秘密鍵のように秘匿する必要があるデータを安全に格納する機能を備えています。これを応用してビットコインの所有権を示す秘密鍵を半導体チップに格納し、FeliCaチップ搭載カードを「かざす」だけで、Suicaなどと同様の操作感で決済できる手法を開発したとのことです。 図1 FeliCaチップの「鍵あり領域」に、ビットコインの秘密鍵を格納する。 (フェリカポケットマーケティング 発表資料より) ブロックチェーン技術を「ポイント」や「地域通貨」に使うというアイデアは以前からありました。同社のもとにも、ブロックチェーン技術や仮想通貨の応用に関する
