米カリフォルニア州アズサ北部の国有林で、山火事の焼け跡と被害を免れた山林の境界となった尾根に立つ消防士たち(2015年8月15日撮影、資料写真)。(c)AFP/Getty Images/David McNew 【9月12日 AFP】米気象当局は10日、今年のエルニーニョ(El Nino)現象が来春まで継続し、観測史上最大規模の強さになる可能性があるとの予測を発表した。 米気象予報センター(Climate Prediction Center)によると、太平洋(Pacific Ocean)東部の海面水温が平年より高くなり地球規模で大気の流れを変動させるエルニーニョ現象は、今秋末もしくは初冬にピークを迎え、干ばつに見舞われていた米国南西部に通常以上の降雨量をもたらすという。 同センターのマイク・ハルパート(Mike Halpert)副部長は報道陣に対し、「今回のエルニーニョ現象は現時点で、われわ