携帯電話を片手にお土産物を買う若者が、東北各地で増えている。全地球測位システム(GPS)を使い、移動距離に応じて得る仮想通貨で遊ぶゲーム「位置ゲー」の利用者だ。現実の店を訪れる目的は、ゲームと提携する店舗で買い物することで得られる、通常では手に入らない「レアアイテム」。東北でも増えつつある提携店は、遠方からの来客の豪快な買いっぷりに驚いている。(中野和郎) 「あのぉ、コロプラのカードがもらえる店だと聞いたのですが……」 松島蒲鉾(かま・ぼこ)本舗総本店(宮城県松島町)で、仙台市から営業がてら立ち寄った40代の男性会社員が尋ねた。「かまぼこすべてが対象です」「じゃあ、3千円分で」。男性は、笹(ささ)かまぼことともにカードを受け取り、「どっちかというと、目当てはカードですね」ともらした。 ■ ■ 「コロプラ」とは、同名のベンチャー企業(東京都)が運営する携帯ゲーム。利用者は、仮想通
古代ローマの浴場を模した「ローマ風呂」や、近年はコナミの「ラブプラス」とのキャンペーンをしたことでも知られる「ホテル大野屋」を経営する株式会社大野屋本店が民事再生法適用を申請し、保全命令を受けました。 負債は21億5000万円で、そのうち金融債務が約18億円となっています。 詳細は以下から。 ローマ風呂で有名な「ホテル大野屋」経営 株式会社大野屋本店 民事再生法の適用を申請 負債21億5000万円 ホテル大野屋の創業は1934年(昭和9年)。客室数は174、収容人員は1040名と熱海でも最大手クラスのホテルであり、非常に高い知名度を誇っています。1980年に総工費35億円で本館を増改築し、1987年には総工費20億円で旧館を取り壊して収容力を拡大していました。 バブル期の経営は多くの団体客もあり好調だったようですが、バブル崩壊後は景気低迷に合わせて客足も低迷。収入減少が続く中で毎期欠損計上
静岡県熱海市内でも有数の収容人数を誇るホテル大野屋=熱海市和田浜南町 静岡県熱海市で大型旅館「ホテル大野屋」を経営する大野屋本店は19日、静岡地裁沼津支部に民事再生手続きの開始を申し立てた。1936年開業の老舗(しにせ)旅館で、300人が一度に入れる大浴場「ローマ風呂」で知られるが、客数減で経営が破綻(はたん)した。負債総額は約21億5千万円。事業を継続しながらスポンサーからの支援を得るなどして再建を目指す。 帝国データバンクによると、大野屋本店は1980年に35億円を投じて本館を増改築。87年には20億円をかけて旧館を建て替えるなど積極的な設備投資を展開した。しかし、バブル期に好調だった団体客が景気低迷で減少する中、設備投資の大半を銀行借り入れに依存していたため、厳しい経営を強いられてきたという。 ローマ風呂のほか、ゲーム会社コナミの人気恋愛ゲーム「ラブプラス+(プラス)」の舞台に
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