昨日から始まっている行政刷新会議による事業仕分けに関しては、利害関係者の意見を聞いても仕方がないような気がします。たとえ、自分としては少しばかり後ろめたい気持ちがあったとしても、既得権として配分を受けているもの、あるいは配分が予定されているものが打ち切られるということになったら、誰しも悲しい思いをすると思います。感想を聞けば、反対しか出てこないでしょう。 そう考えると、明日行われる文科省関係の事業仕分けに関しては、我々は直接の利害関係者になるわけで、たとえ直接その恩恵を被っていないにしても、わずかでも期待ができる予算が減らされるのだとすると、その可能性の芽がつみ取られるようで、やはり心が乱れないといったら嘘になります。 ただし、仕分け事業に関してはたとえば文科省の中でトップの対象にとりあげられている「国立大学法人運営費交付金」などに関しては、過去5年間毎年1%の削減が続いてきており、すでに