東京福祉大の学部新設認めず=強制わいせつ元総長を再雇用−大学設置審 東京福祉大の学部新設認めず=強制わいせつ元総長を再雇用−大学設置審 東京福祉大学(群馬県伊勢崎市)を経営する学校法人茶屋四郎次郎記念学園について、文部科学省の大学設置・学校法人審議会は16日、学校法人にふさわしい管理運営体制が整えられていないとして、学部などの新設を認めない判定をし、中川正春文科相に答申した。法人の運営体制不備を理由に、学部新設が認められないのは初めて。 文科省によると、同学園は教職員らに対する強制わいせつ罪で懲役2年の実刑判決を受けた元総長(64)について、復帰させないと同省に報告したにもかかわらず、服役後の2010年7〜9月に事務総長として雇用。元総長の母親である前理事長(91)が指示し、総長時代と同額の月500万円の報酬を渡していた。(2011/12/16-21:48)