以前、『マンガ雑誌の売り上げを減少させた一因と思われる通勤・通学スタイルの変化』において、キオスクの減少によりマンガ雑誌の部数を減らしているという仮説を立てました。 nakamorikzs.net 今回は逆からのアプローチをしてみたいと思います。つまり、マンガ雑誌が売れなくなることで困っているのはどこかということ。もちろん、本屋や駅売店が困っているのは当然だと思いますが、それ以上に困っているところが存在すると思います。それはコンビニエンスストア。 コンビニの吸引力としての雑誌 コンビニというものは、多くの場合値引きがありません、ということは、安いものを求める場合、スーパーやディスカウントストアに行ったほうが得なわけです。なのに何故、コンビニに人が集まるのか。それはスーパーよりも距離が近いとか、遅くまで開いている、それにある程度のものはここに行けば揃うといった利便性が大きな要因としてあるでし