下村文部科学大臣は、安倍総理大臣と会談したあと記者団に対し、東京オリンピック・パラリンピックのメインスタジアムとなる新しい国立競技場について、2020年春までの完成を目標とすることを明らかにしました。 そのうえで下村大臣は「東京オリンピック・パラリンピックの組織委員会の調整会議の時までには、デザインを変更してラグビーワールドカップやオリンピック・パラリンピックに間に合うような確信が持てなかったので、現在の案を前提に報告した。その後見直して、ラグビーワールドカップに間に合わないのはやむをえないが、オリンピックには間に合うということが確信できたので、見直しの表明がされた」と述べました。 そして下村大臣は、およそ半年で業者選定まで終わらせ、設計から完成まで50か月強の見込みのもと、2020年春までの競技場の完成を目標とすることを明らかにしました。