「イチゴを栽培するハウスで受粉用のミツバチが大量に殺された」と、24日午前9時ごろ、愛知県豊橋市清須町の農家の男性(44)から豊橋署に通報があった。約200メートル離れた別の農家のハウスでも同様の被害があり、計3万6千匹が殺されたという。同署は、殺虫剤のような液体が使われた可能性もあるとみて、器物損壊容疑で調べている。 同署や農家によると、23日午前7時〜午後5時に約1200平方メートルのハウスの中に置かれた二つの木箱(長さ50センチ、幅・高さ25センチ)で飼育していた約1万6千匹が殺された。ハウスに鍵はかかっていなかった。別の農家では23日午後11時〜24日午前9時ごろに約2万匹が殺された。ビニール製の引き戸の一部が破られ、木箱には殺虫剤をまいた後にできるようなシミが残っていたという。 2戸の農家では今年8月末〜9月にも約1千個の苗が盗まれたり、除草剤をまかれて1万1千個の苗が使えな