品川駅は今まさに変化のただ中にある。上野東京ラインが開業した後もJR東日本は駅改良を続け、JR東海はリニア中央新幹線駅の工事に入り、京急は高架駅を地上に下ろして拡張を計画。さらに東京都や国が駅周辺の整備計画を打ち出している。高輪ゲートウェイ駅開業で強まる国際拠点化の潮流の中にある品川駅の構内を見て歩いた。 JR東日本の品川駅は東海道線、横須賀線、京浜東北線、山手線が集まり、横須賀線の東京方は地下に入って総武快速線に直通、東海道線上りは2015年3月から宇都宮・高崎線と直通する大変革により「上野東京ライン」と称され、東京方からは常磐線も乗り入れてくる。 7回の線路移設工事を実施 既設の車両基地の作り替えと、再開発地に新駅「高輪ゲートウェイ」を開設するため大規模な線路移設工事が必要となり、2011年10月から2019年11月まで計7回の切り換えが繰り返されてきた。 そのⅠ期にあたる第1~5回の