日々坦々 2011⁄06⁄09(木) http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-1039.html 文明学者・梅棹忠夫がみた未来「市民の力こそ、文明の暗黒に差し込む光明となりうる」 先日ETV特集で『続報 放射能汚染地図』の後、『暗黒のかなたの光明〜文明学者 梅棹忠夫がみた未来〜』が放映された。 ... ■「思想つかい」の思想(『加藤秀俊データベース』より) ≪梅棹さんの著作のなかで、わたしがいちばん衝撃をうけ、いまなお深く感銘して忘れることができないのは雑誌「思想の科学」に寄稿された「アマチュア思想家宣言」(一九五四)であった。いま全文を読み直してみてもまことに新鮮で、梅棹さんのその後半世紀以上にわたる活動のすべてはこの「宣言」にはじまり、その実践であったようにわたしにはみえる。 原稿用紙になおしてわずか二五枚ほどのこの「宣言」を要約することはむずかしい