いま韓国では、若い世代を中心に日本のアーティストの楽曲が人気を集めています。 韓国公演は相次いで行われ、チケットは即完売。韓国の音楽業界関係者からは「期待をはるかに超えた熱い反応」という声まで出ています。 世界中で人気を集めるK-POPの発信地である韓国で、いまなぜ日本の音楽が若者たちの心をつかんでいるのでしょうか。 (ソウル支局 長砂貴英)
『劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:』喜多郁代役・長谷川育美インタビュー「この結束バンドという形態がめちゃくちゃ幸せで大好き」 極度の人見知りで陰キャな少女・後藤ひとりと、彼女がメンバーとして加入する4人組バンド・結束バンドの活動と成長を描くTVアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』。2022年に放送されて一躍話題作となった本アニメを再編集した劇場総集編の前編『劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:』が、映画館で大ヒット公開中。リスアニ!では、後藤ひとり役・青山吉能のインタビューに続き、今回は結束バンドのメインボーカリスト・喜多郁代役の長谷川育美に、映画に期待するポイントや主題歌である新作曲のエピソード、そしてこれまでのステージから得てきた経験をもとに夏からのライブへ向かう意気込みを聞いた。 INTERVIEW & TEXT BY 日詰明嘉 OP・EDを飾る結束バンドの新曲2曲「上位に食い込む
断筆宣言をした90歳の作家・佐藤愛子は、新聞やテレビをぼうっと眺める鬱々とした日々を過ごしていた。同じ家の2階に暮らす娘や孫には、愛子の孤独な気持ちは伝わらない。同じ頃、大手出版社に勤める中年編集者・吉川真也は、昭和気質なコミュニケーションがパワハラ、セクハラだと問題となり、謹慎処分に。妻や娘にも愛想を尽かされ、仕事にプライベートに悶々とする日々を送る。そんなある日、吉川の所属する編集部では愛子の連載エッセイ企画が持ち上がり、吉川が愛子を口説き落として、晴れて担当編集になった。ふたりの出会いは、新たな人生を切り開くのか ?! 歯に衣着せぬ物言いで人気の直木賞作家・佐藤愛子。昨年100歳を迎えた彼女のベストセラー・エッセイ集『九十歳。何がめでたい』と『九十八歳。戦いやまず日は暮れず』を原作に、90歳を迎えた草笛光子が、エネルギッシュかつチャーミングに等身大の佐藤愛子を熱演、彼女を支える頑固な
亀田佳明さんインタビュー善悪などの価値基準をできるだけ排除して、フラットに見る存在を 巨大団地に住む人達の物語「デカローグ」は、「トリコロール」3部作、「ふたりのベロニカ」で知られる世界的映画監督クシシュトフ・キェシロフスキが撮った連ドラである。 1話1時間ほどで全10話。これは日本の連ドラのフォーマットに近い。旧約聖書の十戒をモチーフにした各話は濃密で、それぞれに巧みに組み込まれた仕掛けや、各話の登場人物がときおりリンクしていくグランドホテル形式的な部分なども楽しめる。 1989年から90年にかけてテレビ放送される前の88年、このうちの一作が「殺人に関する短いフィルム」として劇場版化され、カンヌ映画祭で審査員賞、国際批評家連盟賞を受賞、スタンリー・キューブリック、エドワード・ヤン、侯孝賢などから賞賛を受けた。 「デカローグ」より 撮影:宮川舞子 密かにタブーを破っている団地の住人たち舞台
監督・黒沢清、脚本・高橋洋、出演・哀川翔と香川照之による復讐劇「蛇の道」。 1998年に劇場公開された同作が、黒沢監督の手によりセルフリメイクされた。 1998年版を原案にした新たな復讐劇の舞台はフランス。 8歳の愛娘を何者かに殺された男が、偶然出会ったパリで働く日本人の心療内科医の女性の協力を得ながら、犯人捜しへ。 男が事件の核心へと迫り、復讐へと一歩一歩近づいていく。 約四半世紀の時を経て、新たに生まれた「蛇の道」。 そこで、黒沢監督が、前作から引き継いだこと、新たに試みたこととは? 黒沢監督に訊く。全四回/第一回 「蛇の道」の黒沢清監督 筆者撮影「蛇の道」を発表したころは、いま、思えば幸せな時期だった気がします はじめに少し訊きたいのは、「蛇の道」が劇場公開された1998年前後の黒沢監督の状況について。 前年の1997年に「CURE」が発表され、一般的に黒沢監督が国際的に注目を集
(左から時計まわりに)マシンガンズの西堀 亮、滝沢秀一、ザ・パンチのノーパンチ松尾、パンチ浜崎 今年も熱戦が繰り広げられた新・漫才賞レース『THE SECOND』。昨年、安定感抜群の関西の劇場漫才師・ギャロップが王者になり、今年も、隙のない漫才を見せた関西出身のガクテンソクが優勝。 一方、準優勝は両大会とも、ショートネタブームでブレイクした後、鳴かず飛ばずでも舞台に立ち続けた東京のキャラ系漫才師だった。 ■もしかして失格? 4分台だった3本目 ザ・パンチ、パンチ浜崎(以下、浜崎) 実は今年の『THE SECOND』の選考会で、ベスト32になったあたりから「マシンガンズさんっぽい」ってずっと言われてて。 ザ・パンチ、ノーパンチ松尾(以下、松尾) 言われてたね。 マシンガンズ・西堀(以下、西堀) 確かにネタ中、こんなに客や演者に話しかける漫才師、俺らのほかにいないよな(笑)。 浜崎 いないです
昨年、お笑いコンビのアンジャッシュ渡部建氏がサプライズで地上波のテレビ復帰を果たし、大きな話題を呼んだ。その番組がバラエティ番組『全力!脱力タイムズ』(毎週金曜夜23時~、フジテレビ系。以下『脱力』)。 メインキャスターである有田哲平(くりぃむしちゅー)のほか、そのときどきのゲストがどこに向かうのかさっぱり予測できない不思議なトークを繰り広げるこの番組。台本ありのコントなのか、ドッキリなのか。真剣なのか、ふざけているのか。じっくり見てもよくはわからない複雑な内容に、驚いたことのある人もいるのではないだろうか。 特番時代を含めると今年で実に放送開始10年を迎える『脱力』。過去何度も「神回」と呼ばれるような企画を生み出し、視聴者をざわつかせてきた。 いかにしてこの“特殊な番組”は生まれ、成立してきたのか。その謎に、迫ってみた。 視聴者を予想もしない方向に連れていく企画の数々 『脱力』のそもそも
音楽ライターの松永良平が、さまざまなアーティストに“デビュー”をテーマに話を聞く「あの人に聞くデビューの話」。この連載では多種多様なデビューの形と、それにまつわる物語をじっくりと掘り下げていく。第3回は小泉今日子をゲストに迎え、“花の82年組”としてアイドルデビューを飾った当時を振り返ってもらった。 取材・文 / 松永良平 撮影 / 小財美香子 アイドル豊作の年だった1982年の3月21日、シングル「私の16才」でデビューしてから42年。小泉今日子ほど変化に富んで濃厚な人生を歩んだアイドルは、ほかにはいない。だが、同時にこうも思う。どんな新しいステップでも小泉今日子は自分そのものであり続けながら、さまざまな形でのデビューを繰り返しているのだと。自分のデビューにまつわる話は、5thシングル「まっ赤な女の子」(1983年)で突然髪を切ったエピソードばかり取り上げられると、彼女は笑った。逆に言え
ナタリー 映画 特集・インタビュー 映画「数分間のエールを」ぽぷりか×花田十輝が語る、最後まで信念を貫き情熱を込めた制作の裏側 映画「数分間のエールを」 PR 2024年6月21日 オリジナルアニメ映画「数分間のエールを」が6月14日に公開された。石川県を舞台とする本作は、ミュージックビデオの制作に没頭する男子高校生・朝屋彼方と音楽の道をあきらめた女性教師・織重夕が織りなす青春群像劇だ。「ラブライブ!」「宇宙よりも遠い場所」の花田十輝が脚本を手がけ、映像クリエイターチーム・Hurray!(フレイ)のぽぷりかが監督、おはじきが副監督、まごつきがアートディレクターを担当。花江夏樹が彼方、伊瀬茉莉也が夕に声を当てた。 ナタリーでは公開を記念した連載特集を展開中。第3回となる今回は、ぽぷりかと花田にインタビューを実施した。Hurray!にとって初の映画プロジェクトとなった本作の企画成立過程や制作に
お得すぎるオーディション ──トゲナシトゲアリは2021年6月より開催されたオーディション「Girl's Rock Audition」を通じて結成されたということですが、ただのバンドオーディションではなく声優オーディションも兼ねるという、かなり特殊なものだったんですよね。 一同 はい。 ──まずは皆さんがそのオーディションに応募しようと思った理由について伺いたいのですが、もともと声優業にも興味があったのでしょうか。 美怜(Dr) 朱李ちゃんが唯一そうだよね。 朱李(B) 私は小さい頃からアニメを観ることが好きだったので、声優業に関わってみたい気持ちも持っていました。バンドにも声優にも挑戦できるオーディションということで、「これは応募するしかない」と思って。 理名(Vo) あとの4人は、SNSを通じて「こういうオーディションがあるんですけど受けてみませんか?」とご連絡いただいた形でした。もと
作家の町田康さんが初の歌集「くるぶし」(COTOGOTOBOOKS)を刊行した。青地に緑の箔(はく)でタイトル、著者名が大きくデザインされたギラギラとした装丁。飛び込んでくる最初の章タイトルは「ボンジョビ」。まだ一首も読んでいないのに、やられた、という気持ちになる。狂った節という意味も込めたタイトルを体現する歌集だ。 パンク魂 浴びてきた言葉を352首に 「あんまり人に言ってこなかった気持ちがむき出しになっている。日記が公開されたような感じです」と町田さんは話す。収録したのは、2022年夏~23年夏にかけて作った352首だ。歌を思いついたらスマホにメモし、SNSにあげていた。「メモしていると脳がモードに入る。短歌ばかり湧いてきてうるさかった」。元は倍の600首ほどあったなかから、収録作を選んだ。 「日常のなかから生まれてくるから、歌には料理がよく出てきます」 《圧迫を感じる朝は月見そば器の
電撃オンラインゲーム家庭用ゲームNintendo Switchインタビュー『レイディアント シルバーガン』Switchパッケージ版発売記念インタビュー。トレジャー前川正人さんに聞く1990年代の思い出やシューティングゲームへの思い『レイディアント シルバーガン』Switchパッケージ版発売記念インタビュー。トレジャー前川正人さんに聞く1990年代の思い出やシューティングゲームへの思い文:電撃オンライン 公開日時:2024年06月20日(木) 18:10 最終更新:2024年06月21日(金) 09:45 スーパーデラックスゲームスが6月20日にNintendo Switchで『レイディアント シルバーガン』のパッケージ版を発売しました。すでにダウンロード版が配信中であるにもかかわらず、あらためて物理的なパッケージ版が発売されるということからも、いかに本作のファンの熱量が高いのかわかりますね
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