統計家の西内啓氏らが設立したデータサイエンス専門会社のデータビークル(東京・中央、関連記事:統計家の西内氏らがデータサイエンス専門会社を設立)は2015年2月13日、データ分析ツール「データダイバー(DataDiver)」を発表した。4月に提供を始める。 同日に本格的な営業活動を開始した。価格は1ユーザー当たり月額60万円から(2人までの研修費用込み)。売上高500億円規模以上の企業を主な対象とし、初年度に40件の販売を目標とする。 取締役製品責任者の西内氏(写真1左)は、「これまで企業からデータ分析に関する依頼を受けることが多かったが、『分析担当者が現場のことを知らない』という壁によくぶち当たった」と述べた(写真2)。 これを踏まえてデータダイバーは、日本の製造業の「QC七つ道具」のように、現場担当者が自ら分析して改善に取り組めるように設計したという。分析画面からは極力専門用語を排して、