つい最近知った OMG Facts の公式Twitterアカウント経由情報。ヨーロッパの人々が頻繁に海賊に襲われて奴隷としてアフリカに売り飛ばされていたという史実。 約1年前のBBCの記事 "British Slaves on the Barbary Coast" を紹介してみる。これを書いたのはオハイオ州立大学のロバート・デイビス (Robert Davis) 氏。以下は原文の翻訳ではなく概略である。 アフリカの海賊に襲われていたヨーロッパ 西暦1600年代前半のヨーロッパはコルセア (corsair) と呼ばれる海賊に襲われていた。彼らはバーバリー (Barbary) からやって来た。バーバリーとは北アフリカの海岸地方全体の呼び名である。コルセアはイギリスをはじめとするヨーロッパ各地の沿岸で船を奪い、船乗りを奴隷にしてアフリカで売った。イギリスの海事裁判所の記録によれば、1609年から