米Intelは3月16日、同社のサーバプロセッサでは初めて32nm(ナノメートル)プロセスを採用した「Xeon 5600」シリーズを発表した。 Xeon 5600は「Westmere-EP」のコードネームで呼ばれていた製品。最大で6コアを搭載でき、32nmプロセス採用により、45nmのXeon 5500シリーズと比べてパフォーマンスが最高で60%向上するという。電力効率も高めており、6コア版は3.33GHzでTDP(熱設計電力)は130ワット、6コア構成の省電力版はTDPが60ワットにまで抑えられている。 新しいセキュリティ機能「Intel Advanced Encryption Standard New Instructions(Intel AES-NI)」「Intel Trusted Execution Technology(Intel TXT)」も備える。AES-NIはAESのパフォ