ヒキコモリズムや脱社会的思想といった独自の思想により、現代社会に多大なる影響を与え続ける、20〜21世紀日本の哲学者ニート。 「親は金なり」という主張やご近所から蔑まれるなど、様々な伝説に彩られた孤高の哲人だが、実は彼は、ほとばしる生気、不屈の魂、自宅警備の意志に基づいた、明るく力強い言葉を多数残している。 本書では、それらの中から現代人のためになるものを選別した。心ゆくまで、あなたの知らなかったニートの世界を堪能していただきたい。 ※本書は「超訳 ニーチェの言葉」とは無関係です。 本文より: 「働いたら負けかなと思っている。 」 「ニート風林火山」 逃げ回ること風の如く 引き篭ること林の如く 親の怒りは火の如く 働かざること山の如し 「働かなくても生きていけるシステム。それを構築したものがニートと呼ばれるんだと思ってます。」 「俺が働かないことで、俺の代わりにだれか一人、職を