フィリピン・マニラ(Manila)郊外の病院で、母親に抱かれる生まれたばかりの赤ちゃん(2010年1月1日撮影)。(c)AFP/JAY DIRECTO 【2月17日 AFP】母親の胎内にいる間に2つの言語が話されている環境で過ごすと、赤ちゃんはバイリンガルになりやすいとの研究結果が、心理学専門誌「サイコロジカル・サイエンス(Psychological Science)」に今週掲載された。 研究を行ったのは、カナダ・ブリティッシュコロンビア大学(University of British Columbia)や経済協力開発機構(Organization for Economic Cooperation and Development、OECD)の研究者ら。新生児を2つのグループに分け、一方には胎内で英語だけを聞かせ、もう一方には英語とフィリピンのタガログ語の2つの言語を聞かせた。 新生児の言語
