アメリカの議会調査局が日本の慰安婦問題についての調査報告書を作成していますが、その報告書の骨子を昨年分と今年分、産経新聞で報道しました。 昨年分から今年分にかけては内容にかなりの変更や修正があります。 また今年分では私は「日本軍の組織的な強制徴用はない」という見解に焦点をしぼって報じましたが、韓国の新聞などは一部の強制徴用とみられるケースの存在を拡大して報じたようです。 以下に産経新聞掲載の2本の記事を紹介します。 慰安婦決議案 報告書に「吉田証言」 米下院「根拠」は虚構 【ワシントン=古森義久】米国議会下院が慰安婦問題で日本を糾弾する決議案を審議する際に資料とした同議会調査局の報告書に「日本軍による女性の強制徴用」の有力根拠として「吉田清治証言」が明記されていたことが12日、判明した。同証言は「昭和18年、日本の軍隊が韓国の済州島で女性200人以上を慰安婦として強制連行した」と