横浜市都筑区の大型マンション「パークシティLaLa横浜」が傾斜している問題に伴い、旭化成グループのブランドイメージが大きく失墜している。 杭打ち工事を請け負った旭化成建材と親会社の旭化成が2015年10月20日に謝罪したものの、グループ全体の評判はガタ落ち。戸建て住宅の「ヘーベルハウス」を主力とする住宅事業の旭化成ホームズにもその影響が及んでいる。 ヘーベルハウスの「杭打ち」にも不安が・・・ 旭化成建材と親会社の旭化成は、傾いたマンションの杭の本数や長さ、杭を固めるセメント量などの杭打ちデータの改ざんについて、旭化成建材内でこまめにデータがチェックされなかったことで改ざんが拡大したと説明。「チェックやデータ管理のあり方に不備があった」と明かした。 会見では、「今までの信頼に感謝し、今回のことを深く深く反省している」と、旭化成の浅野敏雄社長が涙ながらに謝罪したものの、原因については「調査中」