この画像を大きなサイズで見るimage credit:Pixabay 最近本を読む人が少なくなっている傾向があるが、読書をする習慣がある人とない人では、脳の構造に違いがあることが最新の研究で明らかになった。 特に、言葉の意味を理解したり、音を処理したり、人の心を読み解く能力において、読書好きな人は優れた特徴を持つという。 研究者たちは1,000人以上の脳データを分析し、読書能力と脳の特定部位の関係を詳しく調査した。その結果、左脳にある言語や音声に関連する部位が読書の得意さと深く関係していることが分かった。 読書好きな人は脳の構造が違う 楽しみのための読書をする人の数は世界的に見ても減少傾向にある。 最近の英国での調査によると、成人英国人の50%は定期的に本を読まないと答えていて、2015年時の42%から増加している。また、16~24歳の若者の4人にひとりは一度も本を読んだことがないという。
