先日、「黎明の笛」書籍化の告知をした際、2chに立ったスレのタイトルが「小説新人賞へ投稿するのはもう古い? 元航空自衛隊幹部がAmazon個人電子出版から4人目のプロデビュー」でした。 誰が付けたのか、出版業界に足を踏み入れた人間としても興味深かったので、ちょっと検証してみることにしました。 (作業が大変でした!) アマゾンがKDP(Kindle ダイレクト・パブリッシング)を開始して以後、同サービスで話題になり書籍が出版されたケースとしては、「黎明の笛」で3例目になります。 KDPスタート以前に、販売サイトまで作って電子書籍の個人出版を始めた藤井大洋氏の「Gene Mapper」を含めれば、個人出版→商業出版では4例があることになります。 では果たしてこの4例というのが、小説新人賞と比べて多いのか少ないのかが検証課題です。 しかし、クオリティはともかく、一定の分量を満たしていないと応募受