※ 関連記事:宝島社はなぜ、出版不況でも稼げるのか? ファッション雑誌は紙がいい? ――宝島社はオフラインで十分に稼いでいますが、オンラインに興味はないのでしょうか。 わが社の場合は本当に“反オンライン”ですね。社長の蓮見清一がそのような考えを持っていますが、われわれもそれが正しいと思っています。 雑誌や書籍の流通は、コンビニにしても、書店にしても、極めてよくできていますし、全国津々浦々に配送できます。取次がしっかりしているので、資金回収の面でも優れています。ビジネスとして非常にやりやすいシステムです。特に、書店という場所は、スーパーや他業界の小売店と違って、ふらっと寄ってみること自体がエンタメになるというか、非常に読者を吸引しやすい場所として成立しています。 このよくできたシステムを、オンラインを強化することで、わざわざ壊すというのは、ビジネス上の利益に反していると思います。音楽業界を見
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