岸田首相「中国は日本の主権侵害」 名指しで批判―東アジアサミット 2022年11月13日19時27分 東アジアサミット(EAS)に臨む岸田文雄首相(中央)=13日、プノンペン 【プノンペン時事】岸田文雄首相は13日午前(日本時間同日午後)、カンボジア・プノンペンで開催された東アジアサミットで、覇権主義的行動を強める中国について、「東シナ海で中国による日本の主権を侵害する活動が継続、強化されている」と名指しで批判した。 【ニュースQ&A】中国は「脅威」? 国家安保戦略に示される情勢認識 首相は、中国が8月に台湾周辺で行った軍事活動で、日本の排他的経済水域(EEZ)内に弾道ミサイルが落下したことにも触れ、「台湾海峡の平和と安定も、地域の安全保障に直結する重要な問題だ」と指摘。香港情勢や、新疆ウイグル自治区の人権状況にも「深刻な懸念」を表明した。 軍事的挑発を繰り返す北朝鮮を巡っては、「国際社会