ブラジルW杯で1分け2敗の惨敗を喫し、日本中の期待を裏切った日本代表。その責任を取る形で辞任したザッケローニ監督(61)の後任として、メキシコ人のハビエル・アギーレ(55)が最有力候補に挙がっている。一部報道では4年契約、年俸2億5000万円で日本サッカー協会と大筋合意。早ければ今月中にも来日、正式発表されるという情報もある。 サムライブルーの再建を託されるアギーレは、堅守速攻の戦術が基本だ。そこに、日本の武器ともいえる細かいパスサッカーを織り交ぜながら、攻守の連動性を高めてゴールを奪う。日本代表の重大欠点でもある決定力不足の解消と、チームの立て直しにはアギーレの手腕が最適と協会が判断したようだ。 また、現役時代に86年W杯メキシコ大会にMFとして出場経験があるばかりか、選手、スタッフと積極的にコミュニケーションを取ることでも有名な指導者だけに、統率力の心配もないといわれている。 初