全国各地の道路地図「スーパーマップル」や、ガイドブックの「まっぷる」などで知られる昭文社(東京都千代田区)が2018年12月13日、19年3月期の業績予想を下方修正し、希望退職を募ると発表した。 業績悪化の理由は「長期化する出版不況や無料ナビアプリ」。同じ「地図大手」でも、ゼンリン(北九州市)は、上期(4~9月)としては過去最高の売上高を記録したばかりで、明暗が分かれている。 グループ全体の2割近くを削減 昭文社は18年7月13日に発表していた従来予想では、売上高を99億1000万円としていたが、これを93億4000万円に引き下げる。9000万円だった営業利益は3億500万円の赤字に転落。1億5000万円の黒字予想だった経常利益も、2億2400万円の赤字になる見通し。売上高減少の理由として、(1)出版物の売り上げの減少(2)無料ナビアプリの影響によるPND(持ち運び型のナビゲーション端末)
15日午前、埼玉県と群馬県の境にある上武大橋の橋桁の一部が落下し、橋の下を通過していたダンプカーが下敷きになりました。ダンプカーには男性の運転手1人が閉じ込められていて、警察が救助活動を進めています。 警察は橋のほかの部分が崩れないように慎重に作業を行っているため、今も救助活動が続いています。上武大橋は昭和9年に建設された全長895メートルの橋で、通行車両の大型化などに対応するため新しい橋に架け替えられ、橋桁が落ちた古い橋は撤去に向けて通行止めになっていました。 橋の下の河川敷では、橋の撤去に伴って川があふれる場所があるため土手を作る工事が行われていて、ダンプカーが荷台をあげた状態で橋の下を通過した際に橋桁に接触したとみられるということです。 橋桁は長さ50メートルにわたって落下したということで、警察は、荷台が接触したはずみで橋桁が落下したとみて当時の状況などを詳しく調べています。
「イルカみたいなのが打ち上げられている」―。鹿児島県宇検村立久志小学校(光一博校長、児童12人)の近くの小川で12日朝、大きな魚が打ち上げられているのを登校中の児童らが見つけた。 話を聞いた同校職員が20キロ超の大物を抱えて学校へ運び込んだ。体長約130センチ、胴回り約80センチと、寝転がって背比べする児童よりも大きい。 魚はクロマグロとみられ、「(対岸にある)養殖場のいけすから逃げ出したのでは」と職員。「給食はマグロか」。全校で高まる期待を尻目に、残念ながら大物は地元漁師に引き取られたという。
2018.12.15 私の12月11日の記者会見での質問への答え方について、様々なお叱りをいただきました。 お詫びして、しっかりと反省すべきところと、若干の説明をさせていただきたいところがあります。 ご批判は二つあります。 一つは質問への答え方が悪い、あるいは質問を無視しているというご批判、もう一つは説明責任を果たしていないというご批判です。 まず最初のご批判については、お詫びして、しっかりと改めます。 日露の条約交渉に関しては、国会でも一貫して答えを差し控えさせていただいています。 また、記者会見でもそれまで累次にわたり、日露交渉に関する質問をされてもなにもお答えできませんということを申し上げて来ました。 例えば11月20日の記者会見では冒頭に「国会答弁、聞いていただいていたかと思いますが、日露の交渉に関して、政府側の方針あるいは考え方というのは申し上げるわけにはいきませんので、それにつ
NHKの音楽番組「みんなのうた」で14年前に流され大人気となった曲が、再び番組に登場し、ツイッター上で大きな反響を呼んでいる。 それは、幻想的なアニメーションが印象的な「月のワルツ」だ。女性シンガーソングライター諌山実生(いさやま・みお)さん(38)の透き通るような歌声とともに、当時を思い出す人が続出しているようだ。 初放送時は、NHKに問い合わせが2700件以上も殺到 アニメは、カラクリ時計に見入る少女が、目が青く光るおじいさんと出会うシーンから始まる。そして、月が青い夜に森の中をさまよい、次々に不思議なことを体験していく、というストーリーだ。 「うる星やつら」などの作品で知られるいしづかあつこさんがアニメを担当した。諌山さんが作曲し、歌詞は、音楽評論家の湯川れい子さんが手がけた。 NHK「みんなのうた」で2004年10、11月に初めて放送されると、その独特な世界が大きな話題になった。
社長と専務よりもその差は大きい――天皇と皇太子は、父子の関係だが、地方訪問での歓迎ぶりなど、その「待遇」のグレードは段違い。再来年、即位を迎える新天皇は、どんな変化を経験するのか。 海外王室からの扱いが違う 皇太子が親善のために、北欧・デンマークを訪れたのは、6月15~21日のことだ。 15日の午前11時過ぎ、皇太子は羽田空港・国内線ターミナルの一角にある「貴賓室」から政府専用機に乗りこんだ。青い絨毯が美しい貴賓室は、皇族や海外からの賓客だけが利用できるもの。 見送りには、最高裁判所長官の寺田逸郎氏、デンマーク大使らが忙しい合間を縫って駆けつけ、皇太子が専用機のタラップを昇る姿に手を振った。 防衛省が管理する専用機は、同省の操縦士が細心の注意を払って操縦する。VIPが使う機内前方は毛足の長いふかふかの絨毯が敷き詰められ、その一角には革張りのソファや、フラットに倒すことができ、ゆったりと身を
「町田市の中学生に、小学校と同様のクオリティーの全員給食を」――町田市の中学校給食に関する請願審議が12月12日、町田市議会の文教社会委員会で審議されました。請願署名は2万3168筆に上り、請願者・議員らによる意見陳述・質疑応答は4時間に及びましたが、8人中6人が反対し「不採択とすべきもの」となりました。 2万3000筆以上を集めた署名活動 平均喫食率13%の町田市中学校給食 町田市の中学校給食は、2005年に「弁当持参」「(デリバリー)給食」を選択できる弁当併用外注方式によって開始。当初の喫食率(利用率)は40%以上でしたが、2017年度の平均喫食率は約13.2%(クラスで1~2人)と、非常に低い結果に。ほとんどの生徒は、自宅から弁当を持ってくるか、パンなどの「買い弁」をしている状態です。 東京都内で全員給食がない(実施予定もない)のは、町田市のほかは国分寺市、東村山市、東久留米市。ただ
順天堂大医学部の不適切入試で、女子のコミュニケーション能力が高いため男子の点数を補正した、と説明した問題で、大学側が「医学的な検証の資料」とした論文を執筆した米国の大学教授が朝日新聞の取材に応じた。教授は「私の研究内容との関連がわからない」と述べ、論文の趣旨と異なる、との見解を示した。 順天堂大は10日に不適切な入試について公表した際、女子を不利に扱った理由について「一般的に大学入学時点の年齢では、女子の精神的な成熟は男子より早く、相対的にコミュニケーション能力が高い傾向にある。この傾向は学問的にも証明されている」とした。第三者委員会に「医学的検証を記載した資料」として米国のテキサス大のローレンス・コーン教授が1991年に執筆した論文を提出した。 コーン教授は、朝日新聞の取材に対し、メールで回答。「医学部の入試で女子だけ合格点を上げることと、私の研究内容との関連は、私にはわからない」とした
元ホームレスなど生活の苦しい人たちが利用する無料低額宿泊所について、厚生労働省は14日、一部屋を間仕切りで複数に分けた「簡易個室」を段階的に廃止する方針を明らかにした。利用者を劣悪な環境下に押し込めて生活保護費を搾取する「貧困ビジネス」を排除する狙いで、都道府県が来年度中に作る条例への反映を求める。17日の有識者会議に案を示す。 今年1月、火災で11人が死亡した札幌市の自立支援住宅「そしあるハイム」は、法的位置付けがないまま生活保護受給者に居室を提供していた。火災を受け、国は生活困窮者自立支援法や社会福祉法を改正。これまで定義が不明瞭だった無料低額宿泊所に都道府県条例で最低基準を設け、自治体は施設に届け出を促したり、違反する施設に改善命令を出したりできる仕組みになった。
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