米ニューヨークの医療機関で治療を受けた新型コロナウイルス患者の3分の1以上が急性腎障害を発症し、およそ15%が透析を必要としたことが、同州最大の医療機関グループ「ノースウェルヘルス」の調査で分かった。 新型コロナウイルスがどのように人体を攻撃するのか、世界中の専門家が解明を急いでいるが、ニューヨークから新たな報告が。 NYの医療機関で治療を受けた新型コロナ患者の3分の1以上が、急性腎不全または腎障害を発症し、そのうち14%が透析を必要としたことが同州最大の医療機関グループ「ノースウェルヘルス」の調査で分かった。 調査に当たった1人、ケナル・ジャヴェリ博士によると、調査は3月1日から4月5日までの5449人が対象。 調査に当たったケナル・ジャヴェリ博士 「患者のうち36.6%が急性腎不全または腎障害を発症した。そのうち14%が透析を必要とした」 腎障害は腎臓が機能不全に陥り、老廃物をろ過でき