海辺に深海魚の帯が出現――。 島根県隠岐の島町の西側にある複数の海岸で、深海魚の一種、キュウリエソが大量に打ち上げられているのが見つかった。不思議な現象に、住民らが首をかしげている。 同町卯敷の環境省自然公園指導員、野津大さん(67)によると、住民から連絡を受け、22日午後2時頃に同町都万の塩の浜に駆けつけたところ、体長約4センチのキュウリエソが、重なり合い約1キロにわたって帯状に打ち上げられているのを確認。同町油井や那久の海岸でも同じ現象が起きていた。キュウリエソは深海50~300メートルに生息。底引き網でも取れることがあるという。キュウリのにおいがすることから、キュウリエソと名前が付いたとされている。 同町では14日にも東部の同町卯敷の海岸で、深海魚のサケガシラが打ち上げられており、野津さんは「深海で何か異様なことが起きているのではないか」と心配している。隠岐諸島では、約10年前にも西
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