リニア中央新幹線の開業の遅れをめぐり、静岡県の川勝知事が「神奈川県に責任がある」と発言したことを受けて、黒岩知事とJR東海の社長が「根拠がわからない」などと反論しました。 今月1日、相模原市緑区のリニアの駅の工事現場で、掘削した斜面に映像を投影し地域住民らに工事の状況などを説明するイベントが始まり、黒岩知事らが点灯式を行いました。 あわせて知事は工事の説明を受けながら現場を視察し、「この国家プロジェクトを成し遂げていくと改めて決意した」と意気込みました。 一方、リニアをめぐっては当初予定されていた2027年の開業が困難と見込まれています。 先月、その原因について静岡県の川勝知事は、神奈川県が行う車両基地の用地取得が進んでいないことに責任があると発言。 これを受け、黒岩知事は次のように反論しました。 黒岩知事 「川勝知事がどういう根拠でそういう発言をされたのかよくわかりません。 2027年と
