ロジテック、apt-X/AAC対応の小型Bluetoothイヤフォン
直販6,980円。トランスミッタ付属のヘッドフォンも
ロジテックは、Bluetooth搭載イヤフォン/ヘッドフォンの新モデル計3製品を12月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は、カナル型(耳栓型)イヤフォンの「LBT-HPC30」シリーズ2製品が各6,980円、ヘッドフォンにBluetoothトランスミッタが付属した「LBT-TVOH03ABK」が11,980円。
イヤフォンの「LBT-HPC30」シリーズ(スマートフォンとの接続イメージ) | Bluetoothトランスミッタ付属のヘッドフォン「LBT-TVOH03ABK」 |
イヤフォン2製品の仕様は共通だが販売店での売場が異なり、AV機器向けの「LBT-AVHPC30」のカラーはブラック(BK)、レッド(RD)、ホワイト(WH)の3色。スマートフォン向けの「LBT-MPHPC30」はブラック、ホワイトの2色を用意する。
また、ヘッドフォンは、10月に発売された「LBT-AVOH03ABK」(直販9,980円)に、テレビ接続向けのBluetoothトランスミッタを加えた製品。同時に2台までのBluetoothヘッドフォン/イヤフォンへ、テレビなどの音声をワイヤレス伝送できる。
いずれも、Bluetooth接続時のコーデックはSBCのほかapt-XとAACもサポート。対応プレーヤーとの接続により、高音質/低遅延で聴けることが特徴。プロファイルはA2DP/AVRCP/HFP/HSPに対応。SCMS-Tの著作権保護もサポートし、スマートフォンなどのワンセグ音声もワイヤレスで聴ける。同時ペアリング数は音楽用が1台、通話用が1台。通信距離は最大10m。Google Playで無償公開しているAndroidスマートフォン用の「かんたんBT設定アプリ」により、ペアリングも容易に行なえるという。
■ イヤフォン
Bluetooth 4.0に準拠したイヤフォン。レシーバや通話用マイク、操作ボタンなどをハウジング部に内蔵しながらも、小型バッテリの採用や精密設計により、小型/軽量化を実現。ハウジング部の外形寸法は30×12×12mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約9gとなっている。
ブラック | レッド(LBT-AVHPC30のみ) | ホワイト |
マイクロUSBから充電 |
内蔵バッテリでの連続使用時間は音楽が約4時間、通話が約5時間、待受けは最大100時間。充電はマイクロUSB経由で行なう。
イヤーピースは通常のXS/S/Lサイズの他に、フィット感を向上したことでランニングなどにも使えるという「ソフトイヤーパッド」(S)も同梱する。
■ ヘッドフォン
Bluetooth 3.0準拠のヘッドフォンで、ステレオミニ接続のBluetoothトランスミッタも付属。Bluetoothを搭載しないテレビやPCなどの音声もワイヤレスで聴くことができる。
ヘッドフォン部は前述の「LBT-AVOH03ABK」と共通で、長時間使用しても疲れにくい皮調仕上げのクッションを頭部と両耳に備える。ステレオミニ入力も搭載し、有線接続にも対応する。折りたたみも可能。
ヘッドフォンは折り畳み可能 | 付属のトランスミッタ | ヘッドフォンはステレオミニの有線接続にも対応する |
マイクロUSB端子から充電できる充電池を内蔵し、付属トランスミッタと接続した場合の連続使用時間は約15時間、待受は最大約200時間。外形寸法はヘッドフォンが176×32×165mm(幅×奥行き×高さ)。トランスミッタが45×6×33mm(縦×横×厚さ)、ヘッドフォンの重量は約173g。
(2012年 11月 29日)
[AV Watch編集部 中林暁]