2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧
大きな枠組みとしてはこれといって目新しいところのない内容でしたね。マスメディアの戦争責任についてはすでに学問的な研究の蓄積もあるし、比較的最近も朝日新聞でかつての戦争報道を振り返る連載があったり(他紙で同様の企画が近年あったかどうかは把握…
「日本人はなぜ戦争へと向かったのか 第3回」についてのエントリ中、日本新聞協会による元記者たちへの聞き取りについて「それから30年近く世にでないまま「行方不明」になっていたことになります」としましたが、id:sionsuzukaze 氏のブコメ経由で知った論…
青年たち、少年たち、婦人に至るまで英米を打倒することの美しさにあこがれていた。葦沢、清原の冷静な自由主義者が排斥される理由はそこにあった。事の正邪をわすれ正しい批判を忘れた国民の心の流れが、今では大きな勢いとなって進んでいた。かつて国民を…
2011年 2月27日(日) 午後4:00〜午後4:25 NHK総合 「証言記録 市民たちの戦争「“引き揚げ”の嵐の中で〜京城帝国大学 医学生の戦争」」 011年 2月27日(日) 午後4:25〜午後4:50 NHK総合 「証言記録 市民たちの戦争「“朝鮮人軍夫”の沖縄戦」」
二・二六事件75周年の日にひとこと。 旧軍の戦争犯罪を追求すると「自虐だ」とか「じっちゃんのことを悪くいうな」と言いたがる人々が、なぜいまの民主党政権を批判したり公務員バッシングにいそしんだりできるのか、実に不思議である。お前らも「日本を悪く…
2月27日 8:00〜 NHK BShi 証言記録 兵士たちの戦争 「南太平洋 “軍旗海没” 〜篠山 歩兵第170連隊〜」 3年半に渡り、絶望的な消耗戦が続いた東部ニューギニア戦線。ここで日本陸軍史上ほとんど例のない「現地解隊」を命じられ消滅した部隊があります。兵庫県…
戸部良一、『外務省革新派−−世界新秩序の幻影』、中公新書 27日にはNHKスペシャル「日本人はなぜ戦争へと向かったのか」の第3回が放映されるが、このシリーズの第1回「孤立を招いた“外交敗戦”」が放映された前後に読んだ本。「孤立を招いた“外交敗戦”」の主…
2月19日の朝日新聞(大阪本社)朝刊に載っていた記事ですが、調べた限りでは asahi.com にはないようです。 父帰る 日記となりて 68年ぶり、豪から娘へ 南方戦線で戦死した旧日本兵の「海軍日記」が、68年ぶりに、広島県福山市に住む一人娘のもとへ戻った。…
http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20110215/1297760957 『アーロン収容所』を読んだのはずいぶん前のことなので、そんな一節があったことなんてすっかり忘れてたよ。いま読み直してみればより面白いかな、と思って探してみたけど見当たらない。ということは父…
最近の某皇族ワナビーのツイートをきっかけに第2回の「真の近現代史観」懸賞論文のことなど思い出しておったわけですが、第3回の受賞作も決まっておったんですな。ひとさまのブクマ経由で知りました。 http://www.apa.co.jp/book_report3/index.html 今度の…
Mochimasaさんの「ホメオパシー記事の訂正を拒む朝日新聞WEBRONZA」というエントリに「疑似科学や歴史修正主義への甘さは結局のところ主流派メディアにとって自己破壊的だと思うんだけどなぁ…。」というブコメをつけたのだが、ちょこっと補足。 実際、疑似科…
この大雪は天の怒りに違いないですね。 追記:我が家の猫はニセ建国記念日をボイコットすべく、ハンスト中です。まあ、飯も食わずに昼すぎても布団の中で寝てるってことですが(^^;
2月17日 (木) 午後11:00〜11:50 NHK BS1 「ジェニンの心」 ヨルダン川西岸地区のジェニンでおもちゃの銃で遊んでいたパレスチナ人少年アフメッドがイスラエル兵に撃たれた。本物の銃を持っていると誤認されたのだ。この町では日常的に起きている出来事。し…
武田珂代子、『東京裁判における通訳』、みすず書房 出た時から気になっていた本だが、ようやく読んだ。カバーのキャッチ・コピーより。 本書では、東京裁判の通訳について誤解を正す意味で、いったい誰がどのように通訳業務を遂行したかについて、さまざま…