2015-08-18

自分(21歳)の周りに、「自称"老害オタク"」が増えてきた

僕は「1994年世代」だ。

僕より上の世代の方々は驚くかも知れないけど、小学校高学年からネットに触れていた連中ならギリギリFlash黄金期」を経験していたりする。

かく言う僕もその一人。

そんでもって小学校5年生か6年生の時にはYoutube流行りはじめ、どんどんネットコンテンツが溢れかえっていく時代になる。

中学に入った頃にはニコニコ動画流行りはじめる。ここでニコニコ動画にも手を出すか否かは、「オタクになるかならないか」の分かれ道だった気がする。

僕は、そこそこ順当にオタク道を歩んでいったうちの一人。

おもしろFlash倉庫Youtube、とネットにのめり込んでいき、ニコニコ動画存在を知るや否や会員登録した。

テレビアニメとか萌えとかにはイマイチ興味が湧かなかったが、ネット文化が好きだった。

ドーマンセーマンだとか、初音ミクメルトだとか、そういうのを見てネットサーフィンを楽しんでいたうちの一人だった。



時は流れ、2015年成人式を過ぎたあたりから、どうも周りの同年代の「オタク」たちの様子がおかしい。

いつものようにTwitterタイムラインを見てると、初期のニコニコ動画で人気を博した動画がペッと貼られる。

これは良い動画だったなぁ、でももう見過ぎて味もしなくなっちゃってるな(笑)なんて思ってたら、

「いや~俺ってチョー老害だな、やべえw」

「今のオタクの子たちはこんなのも知らないらしい・・・ウソ・・・もうババアかよ・・・

えっ。

いつから老害って自分認定して、誇るような肩書きになったの。と、衝撃を受けた。

こんなやり取りが見受けられて以降、タイムライン上では定期的に「老害アピール合戦」が繰り広げられる。

かつての有名Flash、かつての有名動画、果ては「ハルヒ」や「けいおん!」なんかもダシにされる。流石にマジかよってなる。

彼らの中では、「最近オタク」とはほとんど話題を共有できないぐらいに自身老害になってしまったことになっているらしい。

そんなことはないだろう、と僕は思うのだが・・・

しかも、大抵のそういう人たちは、ブームが去った時点でそもそも飽きてしまってるのだ。

右も左も分からなかった頃にたまたま舞い降りたブームに乗っかって、その後ほとんどまともに界隈を追ってないんだから老害もクソもない。「今のカルチャー」を知らないから勝手想像でっち上げて「あの頃」との比較を始める。



僕らが常日頃認識している、「あの頃は~」なんて言ってる本当の老人たちと何ら変わらない。

僕らは「老害」を冷やかな眼で見ているのに、「自称老害」たちは恐らく冷やかな眼で見られている自覚が無い。

「あの頃は~」←ハッ!なんてネタで終わればいいんだけれども。

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