僕は「1994年世代」だ。
僕より上の世代の方々は驚くかも知れないけど、小学校高学年からネットに触れていた連中ならギリギリ「Flash黄金期」を経験していたりする。
かく言う僕もその一人。
そんでもって小学校5年生か6年生の時にはYoutubeが流行りはじめ、どんどんネットにコンテンツが溢れかえっていく時代になる。
中学に入った頃にはニコニコ動画も流行りはじめる。ここでニコニコ動画にも手を出すか否かは、「オタクになるかならないか」の分かれ道だった気がする。
僕は、そこそこ順当にオタク道を歩んでいったうちの一人。
おもしろFlash倉庫、Youtube、とネットにのめり込んでいき、ニコニコ動画の存在を知るや否や会員登録した。
テレビアニメとか萌えとかにはイマイチ興味が湧かなかったが、ネットの文化が好きだった。
ドーマンセーマンだとか、初音ミクのメルトだとか、そういうのを見てネットサーフィンを楽しんでいたうちの一人だった。
時は流れ、2015年。成人式を過ぎたあたりから、どうも周りの同年代の「オタク」たちの様子がおかしい。
いつものようにTwitterのタイムラインを見てると、初期のニコニコ動画で人気を博した動画がペッと貼られる。
これは良い動画だったなぁ、でももう見過ぎて味もしなくなっちゃってるな(笑)なんて思ってたら、
「今のオタクの子たちはこんなのも知らないらしい・・・ウソダ・・・もうババアかよ・・・」
えっ。
いつから老害って自分で認定して、誇るような肩書きになったの。と、衝撃を受けた。
こんなやり取りが見受けられて以降、タイムライン上では定期的に「老害アピール合戦」が繰り広げられる。
かつての有名Flash、かつての有名動画、果ては「ハルヒ」や「けいおん!」なんかもダシにされる。流石にマジかよってなる。
彼らの中では、「最近のオタク」とはほとんど話題を共有できないぐらいに自身が老害になってしまったことになっているらしい。
しかも、大抵のそういう人たちは、ブームが去った時点でそもそも飽きてしまってるのだ。
右も左も分からなかった頃にたまたま舞い降りたブームに乗っかって、その後ほとんどまともに界隈を追ってないんだから老害もクソもない。「今のカルチャー」を知らないから、勝手に想像ででっち上げて「あの頃」との比較を始める。
僕らが常日頃認識している、「あの頃は~」なんて言ってる本当の老人たちと何ら変わらない。
僕らは「老害」を冷やかな眼で見ているのに、「自称老害」たちは恐らく冷やかな眼で見られている自覚が無い。
「あの頃は~」←ハッ!なんてネタで終わればいいんだけれども。
「老害」だけじゃなくて「社畜」とか自分から名乗る人がいて気持ちが悪い。
まったく何の違和感も湧かない。 ある行為性に「老害」というラベルが付けられた。 それを知らない世代はともかく、知ってる世代は自身の行為を「老害」と評価する。 だから「老害...
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というかそいつらが単にオタクではなかったというだけの話 オタクはいつの時代も最初から孤独だ 流行りに乗って手を出してみたけど後から孤独になってしまった奴らなんて知ったこと...
これ、オタクは常にこうやって優劣を競い合うんだよね 老害アピールも正にこれと同じこと
これ、自称「老害」オタクではないよね。 こいつら、自分が害とは思っていないよね。 他人から見ると老害だけど。 自称古参オタク?かな。 これ見てるおっさん! その動画にエヴァ...
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