2013-08-07

気分が悪い

夕方の西武新宿線であったこと。

帰宅ラッシュ前の席は埋まっているけれど立ってる人はほとんどいない微妙に空いた車内、目の前にスーツ着た就活生らしい男が立った。

このクソ暑いのにぴっちりスーツ着て汗だくのフラフラ

この時期決まってないのってつらいんだろうなあと思いながら、まあ知ったこっちゃないので本読んでたら電話が鳴った。目の前の男。

はいもしもし○○です」と高めの声で出る。そのあと「ありがとうございますありがとうございます!」って言ってたから多分次の面接でも決まったんだろう、

ちょっと待って下さい」とかがんで、足の間にあるくしゃくしゃの鞄を漁り始める。ペンを出して「はいはい!」とメモを取り始める。

ここまで特に客の動きなし。と、そこに老人が現れる。

つかつかと歩み寄って男の携帯をはたき落とす。何が起こったのかわからない。通話はどうやら切れたらしく、唖然として何も言えない男。

そのあと男に爺さんが言ったことは早口すぎて聞き取れなかったが、笑顔と睨みの入り混じった顔だった。マナーを説いていたんだろう。車内で通話するなとかなんとか。

で、爺さんはゆうゆうともといたシルバーシートに戻って、釣り道具を股に挟んで友人と談笑し始めた。

そこで思ったのは、ジジイてめえのほうがうるせえよ黙れ、ってことじゃなくて、

よくわからないマナーとやらのために人間一人の将来をぶち壊していいのかってこと。

痴漢やら暴力とはわけが違うじゃないか。気分が悪い。

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