2013-04-19

好き≠詳しいということ

たとえば「読書が好き」という。

すると「年間何冊読んでるの?」と聞かれる。

「読むの遅いから月3冊で…まあ40冊いかないくらいかなあ」と答える。

次に来るのは「えっ、そんな少ないのに読書好きって言えるの?」

以下

「好きな作家は?」

「えーと、伊坂幸太郎とか、村上春樹かなあ」

「えっ、そんなメジャーなのしか読んでないのに読書好きって言えるの!」

「じゃあさ、伊坂幸太郎の経歴でさ、こうこうこういうのあるじゃない?あと交友関係が〜で…」

「あ、ごめん、作者のことはよくわからない。既刊は全部読んでるけど…」

「えっ、作者の周辺情報も知らないで読書好きって言えるの!」

自分は「読書が好き」としか言ってない。

本を読むのが好き。

でも「そんなので読書が好きって言えるの?」っていうのは、どういうことなんだろう。

好きというのに資格がいるんだろうか。

読書にかぎらず、漫画でも、アニメでも、ゲームでも。詳しくないと好きと言っちゃいけないんだろうか。

(上記作家は一例です)

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん