2009-03-10

http://anond.hatelabo.jp/20090310095053

はい、プログラマーです。Web系ですけど、結構なんでもやります。

うーん。

たとえ話になって悪いけど、プログラミングって絵を描く事に似てる。

プログラミングわからない人は、「プログラミングって色々暗記したらできるんでしょ?」と作業的に思ってる所あるよね。(仕事では作業になることあるけど、それは置いておいて) でも、絵を描くのは、大抵の人が技術を知るだけではできないと知ってる。道具揃えたからって絵が”うまく”描ける訳ではないと誰でもわかる。本質的には、プログラミングもそれと同じなんだけど、誤解されがちかも。

絵をうまくなるには、とにかくデッサン力が必要。どんなに自己流や独特な作風の人でも、一定以上の上手さの人にはデッサン力がある。デッサン力をあげるには沢山デッサンして、良い絵を見ること。

プログラミングデッサン力に相当するのは、アルゴリズムに落とし込む力。プログラミング言語で、現実デッサンする力と言っていい。これを伸ばすには、絵と全くおなじ。いろんなものごとをコードにして、良いコードを読むこと。

こうすればデッサンが狂いにくくなるとか、デッサンが速くなるという知識に相当するのが、デザインパターンとか。でもこれは、デッサン力あってのものなわけ。

だから、そういった知識は道具でしなくて、アルゴリズムに落とし込む力そのもの(デッサン力)を自分自身に感じられないと、プログラミングが一気に理解できる最初の壁を越えにくいかもしれない。

デッサン力がしっかりしている人が、漫画風でもリアル風でも大抵どんな絵でもそれなりにこなせるように、プログラミングでもこの基礎的な力を一度つけてしまえば、二つ目以降の言語はさくさく身につくし、作りたいものを表現できる力になる。

最後までたとえ話ですまん。

俺の書いたことが、「ああそうかも・・・」と思えるなら、大丈夫じゃないかな。「まったく何をいいたいのかわからない」としたら、勉強の仕方が良くないかもしれない。

あーあと、ごく最初のうちは、テンションを維持するために、小さくても動いて結果が得られるものを作った方がいいです。いずれはお行儀の良いコードを書く必要があるけど。最初から完璧を追求すると、一つでも理解できないことがあるといつまでたっても動くものができないってなっちゃう。だから、やる気が維持できないと思ったら、多少手荒でもいいから動くものを作ることは必要だと思う。趣味なら、学び始めのコーディング規約は最小限でいい。

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