このご時世。香港情勢。もう「香港」を観光地にする人は少なくなるでしょうか。2014年の1月以来、香港のSIMも3Gからそこそこ長きにわたっていろいろ買ったりキープしたりしてきました。
このページで取り上げるのは「香港で」使えるSIMのうち、おそらくもう二度と手に入らないのではないかと思われるものです。まあ、姉さんの記録と思っておくれよ。

さて、「香港で」使うのを前提としたものです。
2023年バージョンは、KKdayでも扱ってて、空港1010で受け取れるみたい。
下の記事は適宜更新しますので、私の知る限りの最新情報に関しては、この二つでどうぞ。
以下は、古老のとはずがたりとでも思ってほしい。
香港のSIMも実名登録を要するようになるとか、データのみならば実名登録までは不要なのではないかというのが2021年の夏です。観光客が入れるようになった頃には、また変わるでしょうか。楽天モバイルなり、ahamoなり。もしくはAISなり。
何れにせよ、香港が目的地ではなく、トランジット先でしかないならば、「香港のSIM」に価値はなくなるわな。
アジア 14ヶ国利用可能 プリペイドSIMカード 3GB 8日間 4G/3G 韓国 台湾 香港 シンガポール マカオ マレー…
お・も・い・で
上が古くて、下が新しいというわけでもない。一応、種類ごとにまとめてるから、4649!
CSLのSIMの思い出 (2015年11月)
セブンに入ってSIMカー、チープというと、CSLが出てきました。それちょうだい、といって、3日間プランを申し込みました。48ドルです。
4GSIMなので、まだ扱うかもしれないけれど、どうだかね。ということで。
そのセブンは、台のようなものがあったので、そこで作業させてもらいました。通常のミニSIMとマイクロSIMのものです。ナノSIM版もありましたよ。
使ったあとのカード。
3日間ものを購入するためにセッティングした後ですね。SMSが来るって。
リチャージできるようになっています。30%ボーナスでつけるよ、といわれても。変化が激しく、さらにプリペイドSIMカードが比較的入手しやすい香港では、わざわざリチャージする気にはなれません。
説明書もついてました。
ご機嫌でバスの中から景色を見ながらイングレスで攻撃しまくり、とうとうL8になりましたよ。夜、動画を見て、スマホで撮影したものをDropBoxに落としていたせいでしょうね。翌朝、ネットに繋ごうとするとこんな表示になりました。
あんた、3GB使ったから終了ねー、って。3はRechargeという言い方をするんですが、CSLはTop-upなんですね。日本語で言うところの「SIMのリチャージ」です。
する?もう私あと香港で何かしなきゃいけないことって空港から乗るだけなんだけど。
バスで気を紛らわせるために、イングレスで香港攻略しながら移動するならお腹がアレでもなんとかなったと思うんですが、イングレス使えねー。また48ドルで買うのも手だけど、千円また出す気になれないし、買ったツーリストカードなんて2000円ですよ?これを使うの?
港女ズとは都合が合わず、会えないので連絡する相手もないんです。
それもまた、香港空港に向かうのにMTRとバスを使う理由の一つでした。
3の3G SIMの思い出
このシリーズ。
2015年4月
HKD98のものを購入したのですが、購入額はHKD55。アクティベートするとクーポンはHKD103とSMSが飛んできました。このうちHKD78で7日間のデータパックを購入します。7日間用ですがこのデータパックは香港オンリー。
データ通信としては良かったです。今回行ったところで電波を掴まなかったところはないし。速度もまあ許せる。APNの設定もいらなかったし。
しかし、使いすぎて、チャージしなかったのが失敗。
ちょっと慌てることがあってSkypeを使って電話をかけようにもSkypeが落ちてしまう・・・
早い段階でチャージすべきでした。
アマゾンで買った!テザリングに苦労する(2015年6月)
Amazonでたまーに送料無料(しかもアマゾン発送)で999円のことがあるのです。確かに2015年4月に深水埗でHKD55で買いました。HKD55なので999円ならHKD1=JPY18.16というレートになってしまいます。アマゾンに出品するとそこそこ手数料を取られるんでしょうね。仕方がない。
でも、セブンで買うとして(売ってるかすら微妙)HKD98で買うとするとHKD10.19。数年前のレートですね。
さて、香港ディズニーの一日券が当たったので、ディズニーランドに行くことにしました。この時に使ったよ。
⇒香港空港に到着したら、配布物をもらってくじ引きをするといいかもよ(8/31まで)
音声通話は跨境王でできたので、そのままでも・・・というわけにはいきません。
⇒中国で使おうと香港で購入した跨境王は結局データ通信は使えなかった・・・
台北を出る直前に仕事のメールが入っていて、夜はこれの処理をしなければならなかった。Xperiaの小さい画面で処理するしかないけれど、とにかくデータ通信をする必要があるんです。
ホテルにはWi-Fiがあったのですが、使いたくないからね。
前回香港で購入した3のSIMをアマゾンで999円で売っているのを見つけたのでこれを確保しておきました。
マイクロSIMなので、Xperia用ですよ。セッティングをいじった結果、iPadでもきちんとメールの送受信ができるようになっていました。Xperiaでも大丈夫です。iPadでテザリングできれば作業が楽なだけ。
前回同様、アクティベートは無事に完了しました。
一泊二日なので前回のような7日間定額ものにする必要はなく、1日の上限までいくなら行けばいいので何もしていません。
前回は、iPadではPCCWのツーリストSIMを使用したので、iPadを利用するためのテザリングの必要はありませんでした。ツーリストSIMではテザリングできなかったので、鴨寮街でこの3HKのSIMを購入したのでした。だからこのSIMでテザリングできるかどうかはわからなかったのですね。
Xperiaの小さい画面ではメールをしづらいので、iPadにテザリングしようとするのですが、これができません。
Wi-Fiでのテザリングでも、ブルートゥースのテザリングでも、「テザリング中に問題が発生しました」という表示が出るだけです。
仕方がないのでホテルについてからぽちりぽちりとXperiaの小さい画面でメールを打ちました。
それでも用は足りたので、なんとかなりました。
後から思うと、データパッケージのときのみテザリング可能、という仕様だったのかなあ・・・。(しかし、全く同じこのSIM、実は11月にちゃんとテザリングできたんですけどね、違う機械で)
2017年11月 香港空港にて。2016年1月にセブンで買ったものを使用。
以前のものとの違いは、一枚が安くなったこと、そして、ユニバーサル(一枚でnanoSIMもカバーしてる)になったことです。
あのときは98ドルのSIMだったんだけど、今回は68ドルのSIMになっています。うーむ、どうなるかな。一応、ローミングもできる、と書いてあるのでこれを買っておきました。
これを香港トランジットの際にアクティベートして使ってみました。
もう一つ、タイのAISのローミングSIMを持っていて、これも使えたんでね。香港トランジットでほんの数時間しか滞在しないときにわざわざ香港のSIMはいらないわね、というのが正直なところです。
ディスカバーHKツーリストSIMカードの思い出
一番初めに使った、外国のSIMざんす。これは4G。
ディスカバー香港ツーリストSIMカード(香港任縱橫儲值卡)を使い捨てる(2014年1月)
観光客用の使い捨てのSIMの取り扱いまで始まっています。
その名前はDiscover Hong Kong Tourist Sim Card(香港任縱橫儲值卡)
購入したのは空港の到着ホールのセブンイレブンです。
値段は96香港ドルで、8日間ものです。円安だったので1ドル15円としても1500円いきません。これで香港市内の通話は無制限ですし、3G限定としてもデータ通信は5GBまで無制限。8日間で5GBとか普通はいきませんって。テザリングも可能ですし。飛びつきます。
マイクロSIMと通常のSIMが切るところを変えるだけで使えます。
2016年現在、3-in-1、つまりナノSIM・マイクロSIM・通常のSIMと使えるもの(4G対応)に切り替わっています。
Xperiaなのですが、Xperiaに突っ込むだけで使えました。
PCCWのWi-Fiも使えました。
パスワードも書いてありますね。
H+というアンテナマークがつくのですが、これは3G。これならLTEでなくても十分使えるのです。
私が夜滞在していたところが変なところだったもので、GやEという、摩訶不思議なアンテナマークがつきました。
どうも2Gだったぽい。うわーーー。FOMA以前だよ。movaだよ。このときはLineも使えなかったのです。諦めていたのですが、そうか、SMSだったら使えたかもしれないんですね。思いつかなかったのが残念です。
Casaホテルに移動してからはHで使え、安定してテザリングも使えました。ホテルにはWi-Fiがあったのですがちょっと重く、むしろテザリングの方が早く感じました。
⇒油麻地のCASAホテルはシャワー・オン・ザ・便器
というわけで。観光地や人の多いところでは使えるのですが、観光地化されていないようなところの場合、ちょっと無理かもしれないな、というのがPCCWに抱いた感想です。
場所を少し移動すればたまにふっとHが入ることもありましたが安定しないんですよね。
「3」という会社のSIMを香港女子は使っていたのですが、PCCWはダメだった場所でも問題がなかったようです。
というわけで、チムサーチョイやセントラル、SKY100やヴィクトリアピークという場所では私の知る限り問題なく使っていたので、観光に使う分には問題ないと思います。
XperiaはWi-Fiをつかむのが苦手でした。必ずしもiPod touchも持って歩いていたわけではないので、実際には使えませんでした。
観光客が観光地に行くだけならおすすめできます。
SIMロックフリーのスマホを調達しましょう。
空港に到着したら、まずセブンを探して下さい。ナノSIMの方はSIMカッターを持っていくのかな。
8日間で96香港ドル、もしくは5日間で69香港ドルのDiscover Hong Kong Tourist Sim Cardを購入しましょう。
そして自分のスマホに突っ込む。これで完了です。
ドコモ版iPad miniではPCCWのDiscover HongKong Tourist Sim Cardでテザリングできなかった!(2015年4月)
PCCWがCSTと合併して1010というお店で扱うようになったんですよ。これが到着階にある。
そんなに大きくないです。
ここに直行したのですが、ナノSIMにはしてくれないということで、3Gのものを購入しました。もう一つ勧められたのですが、データ通信の容量無制限だけど、7日間しか使えないんですよ。私、夜到着だけど今から使いたいし。なので、2014年の1月に購入した3Gの8日間もののナノSIM(96香港ドル)を購入しました。確か公式サイトからは外れてたので事前に調べた時にはないものと踏んでいましたが、まだあるようです。在庫が切れたらおしまい、という意味かもしれないけどね。
iPadの方が仕事ははかどるのですが、メールの設定がうまくいかず、仕事で使うアドレスはなぜかiPadでは受信できるけど送信できないのです。けれどXperiaではちゃんと送受信ともに可能という状態だったのです。だからテザリングしたいよね。
が。
テザリングしようとしてもテザリングできない・・・
そもそもテザリングボタンが表示されません。スクショを撮ってるのでお見せしましょう。
もう一つスクショ。今度は帰国後ドコモSIMを入れてのもの。
間違い探しじゃないけどわかるよね。「モバイルデータ通信」の下に「インターネット共有」がないんですよ。
去年、XperiaではこのSIM、テザリングできたのに。
そうですよ。去年はこのiPad miniにドイツのTモバイルのSIMを入れたら、テザリングできないという説明だったのにテザリングできたじゃない?
⇒ミュンヘンでTモバイルのSIMを購入する [2014年夏 ミュンヘン女一人旅]
どゆこと?
店員に聞くと「ここは電波が悪いから」と言われたのですが、どこでもできませんよ。あーあ、ドコモが何か設定を変えたのかしら。
って、おそらくあれですね。APNをいじる必要があったんだろうと思う。
上のスクショを見ていただければわかりますが、なぜかLTEを掴んでるんですよね。これ、3Gなのになあ。
謎。
Wifiを使うことができたので、結局買って良かったのかな。
そして、結局3のSIMをXperia用に購入するのですが、こちらは広州からの列車で香港に入ってもなかなか電波を掴まなかったのに、このPCCWは国境で停車している間に電波を掴みました。
結論から言って、PCCWのツーリストSIMカード、テザリングできなかったけれど購入してまあ良かったんじゃない?という感じです。
毎回毎回入力を求められるので、超面倒。書き込む情報は全てSIMカードに書いてあるのでそれを使います。
4GLTE版のDiscover HK Tourist SIM Cardを使いました (2016年1月)
2015年11月香港(トランジット)二泊三日は福岡からドラゴン航空で香港に飛びました。そのときの機内販売で割引になっていたのが、Discover Hong Kong Tourist SIM Cardです。次は1月に香港&マカオの計画があったので、購入しておきました。
PCCW時代、3G時代に使っていますが、CSLにリブランド&4Gとしては初めて使いました。
8日間で118香港ドルというものです。8ドルひかれて110ドルだったんじゃないかな。
パッケージに書いてある通り、香港では5GB使えます。そして、40ドルで40MBのローミングをマカオ・中国本土・台湾で利用することができるそうです。ZenFoneで使う予定だったので、マイクロSIMモデルです。
ZenFoneはデュアルSIMかつ、いわゆる、SIMフリーです。SIMロックがされていない機種です。それで、出発前に国内で使っているmineoのSIMを第二スロットに入れて使用して、第一スロットにこのSIMを入れておきました。
結局、香港に辿り着くだけで疲れてしまい、マカオにはいきませんでした。
設定は何もしていません。ただ、SIMを突っ込んだだけです。
また、iPadにテザリング(ポータブルWiFiとして使用した)が可能だったので、iPad用には何もしませんでした。
動画もすいすいで、LTEはさすがですね。
動画を見たり、テザリングをしたり、Ingressをしたりして二泊三日使って、どれだけだったのかというと。
2.57GBなので、3GBで十分だったようです。
なお、一番見たかったユーチューブ動画はブロックしていました。配信者が香港をブロックしたのか、CSLをブロックしたのか、CSLがブロックしたのかは不明です。あれが見られたら本当にねえ、5GB行っちゃったと思います。
8日間のSIMを二泊三日で使っちゃったのはちょっともったいなかったかもしれませんが、まあ、いっか。e道を登録するときに少し待ったんですけど、そのときにIngressをして遊べましたから。
CSLのDiscover HK Tourist SIM Cardは使い捨てなくてもリチャージして使えてるってよ!
チャージされた方の話をうかがったので、その話を残しておく。
香港のプリペイドSIMは本当に移り変わりが激しいので、リチャージしてまで使おうとは思えないんですね。例外は中国の番号があるものだけ。
カードでリチャージ(トップアップ)
できればいいな、と思って前回のツーリストsimにチャージしておきました。
リチャージするのはここからかな。
・https://prepaid.hkcsl.com/creditcardtopup
どうやらアマゾンで購入した場合、業者さんが日本語での取説を入れておられたようで、そこにリチャージ方法も書いてあったようですよ。
英語ではRecharge、というよりもTop Upですね。リチャージカードもコンビニなどで購入できます。CSLのリチャージカードはおそらく深水歩のSIM屋台でも購入できるのではないかと思います。
私、SIMを捨てたのみならず、表紙の紙も捨ててるので、詳しいことは書けませんが。
電話番号とSIMの番号どちらも(もしくはどちらか?)を用いてリチャージするようですね。SIMの番号そのものは、SIMの裏側に刻印されていますよ。
この方は200ドルチャージしておかれたんだそうです。
日本発行のVISAのクレジットカードが使えたそうです。
USSDコードでパッケージを購入
*131#ののちに電話ボタンを押すと、次を聞いてきます。1が5日間パッケージを追加申し込みで48ドル、2がマカオ等でのローミングだったそうですよ。
そうかあ。5日間、容量1.5GBなのかな?これがSIMを調達する時間が節約できた上に、48ドルなら妥当だと思います。
有効期間はリチャージしてから180日間伸びるそうです。
Green I-SIM Motionというのが7日間無料SIMを配ってた(2016年)
面白い試みだったと思うのが、「広告を見たら、データパックをチャージしますよ」というスタイルの、旅行者用SIMが存在していたんです。
私はタイミング悪く、使うことがなかった。いただいた写真とお話しを記録します。
APNは3gnet。スマホ側で自動で取得する場合は設定不要です。もしも動かなかったらAPNを作りましょう。こういうことができたのが、Androidの良い点でした。
使い始めて6時間ほど経過し(読めないので勘で)容量がありませんとメッセージが来ました。アプリの広告をタッチしていくと20回ぐらいで100%に復活。
夜8:00頃にi Simの容量がありませんとメッセージが出ました。ダウンロードしてあった専用アプリの広告を20個ぐらいタッチしましたら100%/160MBに復帰いたしました
面白い試みだったのだけど、2017年には早々にサービス終了でした。
結局広告効果がなかったんでしょうね。
なお、このこれらのSIMを使うためには、SIMロックを解除したもの、もしくは、SIMフリーのものが必要です。アプリが便利なので、スマホやSMSの受けられるタブレット推奨。MVNOを使わないならば、iPhoneだと設定いらずかな。Androidだと設定をいじることができます。