1.Android端末のRoot化。
2.GMusicFSが対応している音楽アプリ。動作確認が取れている音楽プレイヤーアプリは
Poweramp、Winamp、PlayerPro、n7playerとのことですが、他のアプリも使える可能性があります。
3.Google Play Musicの導入。導入方法は、Google Musicを日本から利用してクラウドで音楽の管理やAndroid(アンドロイド)端末と同期する方法。を参照してください。
Android 4.2以上でGMusicFSを使って好きな音楽プレイヤーで再生するには、以下の手順を踏む必要があります。
1.端末を起動
2.Google Play Musicの音楽を再生させたいプレイヤーを起動する。
3.GMusicFSを起動して設定する。
ここからはGMusicFSの設定と使い方です。OSはAndroid4.2.2、音楽アプリはPowerampを使っています。
まずGoogle Play Musicの音楽を再生させたいプレイヤーを起動します。今回はPowerampを使うので、Powerampを起動します。曲一覧を見てみます。
Android端末内の音楽のみが表示されています。
GMusicFSをインストールします。今回はESファイルエクスプローラーを使っています。GMusicFS.apkをタップします。
apkをインストールするか尋ねてくるので「OK」をタップします。
Superuserの要求がポップアップされるので許可すると、Welcome画面が表示されるので「OK」をタップします。
CONTROLタブの「Account」をタップします。
Google Play Musicを利用しているアカウントを選択して「OK」をタップします。
次に、Google Play Music上の音楽を端末と同期させます。「Next」をタップします。
「Fetching track metadata...」と表示されるので、しばらく待ちます。
次に「Building albums...」と表示されるので、100%になるまで待ちます。
100%になったら、マウントを開始するのでしばらく待ちます。
ファイルシステムのマウントが完了したら、GMusicFSの設定は完了です。
ステータスバーにマウントされている旨のメッセージが表示されています。
Powerampに戻ってメニューアイコン>設定をタップします。
フォルダ/ライブラリをタップします。
「再スキャン」をタップします。
スキャン完了までしばらく待ちます。
スキャンが終わったら、再度アルバムを見てみます。すると、Google Play Music上の音楽がPoweramp上で表示されています。
再生も問題なくできて聴くことができます。
通知領域には、Powerampの戻る/一時停止/進む/終了のショートカットも表示されていて、Powerampの機能をフルで使うことができます。
音楽の情報を見てみます。
Google Play Musicの音楽は、/storage/emulated/0/gmusicfs/googleアカウント/にマウントして同期されていることが分かります。
GMusicFSの基本的な設定と使い方は以上です。
Google Play Musicを使っている、または使いたいけれどもPlay Musicアプリでは機能的に満足できない人や、現在使っているお気に入りの音楽再生アプリでGoogle Play Music上の音楽を再生したい人には、GMusicFSはおすすめのアプリです。
端末のRoot化が必要となりますが、既にRoot化済みの人は一度試してみてはいかがでしょうか。
GMusicFSダウンロード:http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=2169761