SNSで苛烈化するヘイトについて知りたく、購入。
成り立ちからマインドから、対象を追いかけてきた筆者の受け止め含め、知ることができた。

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ヘイトスピーチ 「愛国者」たちの憎悪と暴力 (文春新書 1027) 新書 – 2015/5/20
安田 浩一
(著)
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在日コリアンへ罵詈雑言を浴びせかける街頭デモが問題視されるヘイトスピーチ。差別的言辞はなぜ止まないのか?「愛国」を楯に排外主義を煽る差別の現場を、新大宅賞作家が徹底検証する。
- 本の長さ266ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2015/5/20
- ISBN-104166610279
- ISBN-13978-4166610273
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
2013年の新語・流行語大賞にノミネートされた「ヘイトスピーチ」なる現象は、年を追うごとに拡大している。
当初は、東京・新大久保界隈における在日韓国・朝鮮人に対しての罵詈雑言ばかりが注目を集めていたが、いまや対するヘイトスピーチは全国規模に拡散。また、Jリーグのサッカー会場に貼られた「JAPANESE ONLY」という横断幕が、民族・国籍の差別を助長するとして問題視されもした。さらに、ヘイトの矛先は、中国やイスラムにも向けられている……。
はたして、被害者を生み出すばかりの「排外主義」、この拡大を食い止める術は、あるのだろうか?
ネットの中で醸成された右翼的言動、いわゆる「ネトウヨ」が、街頭デモにまで進出してきたのは何故なのか? その代表格とされる「在特会」とは一体、どんな組織なのか? デモに参加するのはどんな人たちなのか?
こうした幾つもの疑問に答えるのが、本書。在特会問題を取材しつづけ、2012年には『ネットと愛国』で講談社ノンフィクション賞を受賞した実力派ジャーナリストによる、「ヘイトスピーチ」問題の決定版!
【目次】
第1章 暴力の現状
第2章 発信源はどこか?
第3章 「憎悪表現」でいいのか?
第4章 増大する差別扇動
第5章 ネットに潜む悪意
第6章 膨張する排外主義
第7章 ヘイトスピーチを追いつめる
当初は、東京・新大久保界隈における在日韓国・朝鮮人に対しての罵詈雑言ばかりが注目を集めていたが、いまや対するヘイトスピーチは全国規模に拡散。また、Jリーグのサッカー会場に貼られた「JAPANESE ONLY」という横断幕が、民族・国籍の差別を助長するとして問題視されもした。さらに、ヘイトの矛先は、中国やイスラムにも向けられている……。
はたして、被害者を生み出すばかりの「排外主義」、この拡大を食い止める術は、あるのだろうか?
ネットの中で醸成された右翼的言動、いわゆる「ネトウヨ」が、街頭デモにまで進出してきたのは何故なのか? その代表格とされる「在特会」とは一体、どんな組織なのか? デモに参加するのはどんな人たちなのか?
こうした幾つもの疑問に答えるのが、本書。在特会問題を取材しつづけ、2012年には『ネットと愛国』で講談社ノンフィクション賞を受賞した実力派ジャーナリストによる、「ヘイトスピーチ」問題の決定版!
【目次】
第1章 暴力の現状
第2章 発信源はどこか?
第3章 「憎悪表現」でいいのか?
第4章 増大する差別扇動
第5章 ネットに潜む悪意
第6章 膨張する排外主義
第7章 ヘイトスピーチを追いつめる
登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2015/5/20)
- 発売日 : 2015/5/20
- 言語 : 日本語
- 新書 : 266ページ
- ISBN-10 : 4166610279
- ISBN-13 : 978-4166610273
- Amazon 売れ筋ランキング: - 623,257位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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差別表現がそのまま掲載されているので閲覧注意だけど
ヘイトスピーチの実態について、読みやすそうで手に取りました。ヘイトスピーチがそのまま掲載されていますので、ご購入の際はその点だけご注意ください。他の方も見られるレビューという事で星4つ、閲覧注意でもあると書きましたが、内容としては完璧でした。私はこの書籍で安田さんの事が好きになり、NoHateTVも毎回楽しみ?にしています。安田さんが取材をしている中で述べられるコメントは私も全く同感でした。国連人権委員会の勧告もまともに向き合おうとしない日本の姿勢が在特会(現在の日本第一党)を野放しにして来た原因にもなっていると思います。私自身も少し前までは右寄り思想でした。しかし、昨年慰安婦映画やカウンター活動をしていく中で、「日本人は差別の問題に本気で立ち上がらなくてはならない!」と思いました。昨今レーザー照射問題で改めて日韓問題が悪化し、政治的思想を特に持たない普通の人達にまで危機が及んでいる気がしてなりません。このまま今の日本を放置するのは凄く危険だと思います。
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- 2019年1月23日に日本でレビュー済みAmazonで購入ヘイトスピーチの実態について、読みやすそうで手に取りました。ヘイトスピーチがそのまま掲載されていますので、ご購入の際はその点だけご注意ください。
他の方も見られるレビューという事で星4つ、閲覧注意でもあると書きましたが、内容としては完璧でした。私はこの書籍で安田さんの事が好きになり、NoHateTVも毎回楽しみ?にしています。
安田さんが取材をしている中で述べられるコメントは私も全く同感でした。
国連人権委員会の勧告もまともに向き合おうとしない日本の姿勢が在特会(現在の日本第一党)を野放しにして来た原因にもなっていると思います。
私自身も少し前までは右寄り思想でした。しかし、昨年慰安婦映画やカウンター活動をしていく中で、「日本人は差別の問題に本気で立ち上がらなくてはならない!」と思いました。
昨今レーザー照射問題で改めて日韓問題が悪化し、政治的思想を特に持たない普通の人達にまで危機が及んでいる気がしてなりません。このまま今の日本を放置するのは凄く危険だと思います。
ヘイトスピーチの実態について、読みやすそうで手に取りました。ヘイトスピーチがそのまま掲載されていますので、ご購入の際はその点だけご注意ください。
他の方も見られるレビューという事で星4つ、閲覧注意でもあると書きましたが、内容としては完璧でした。私はこの書籍で安田さんの事が好きになり、NoHateTVも毎回楽しみ?にしています。
安田さんが取材をしている中で述べられるコメントは私も全く同感でした。
国連人権委員会の勧告もまともに向き合おうとしない日本の姿勢が在特会(現在の日本第一党)を野放しにして来た原因にもなっていると思います。
私自身も少し前までは右寄り思想でした。しかし、昨年慰安婦映画やカウンター活動をしていく中で、「日本人は差別の問題に本気で立ち上がらなくてはならない!」と思いました。
昨今レーザー照射問題で改めて日韓問題が悪化し、政治的思想を特に持たない普通の人達にまで危機が及んでいる気がしてなりません。このまま今の日本を放置するのは凄く危険だと思います。
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- 2015年5月30日に日本でレビュー済みAmazonで購入最初から最後まで泣きながら読んだ。この社会で実際に横行している差別扇動の有り様を読んでいるだけでも、自分の心身が損なわれていくような気がする。安田さんも、強烈な憎悪と悪意をもって差別と排除が扇動される現場に何度立ち会っても、慣れることがないという。そう書きながら、さらに、ときに自分も激しい憎悪にさらされながら、それでもその場に赴き、取材を重ね、私たちに今このようなことが行われているということをしっかりと伝えてくださることに、深く敬意を表したい。
プロローグから涙が止まらなくなる。「愛国」を掲げながら、「クソチョンコどもを八つ裂きにして家を焼き払うぞ!」「一匹残らずチョンコどもを追い込んでやるぞ!」「薄汚い朝鮮半島を焼き払え!」「ゴキブリ朝鮮人を叩き出せ」「朝鮮人は生きているだけで公害だ」…書き写しているだけで辛い罵声を、高揚しながら拡声器で路上に飛ばしていくデモ隊。李信恵さんもそれを記録しようとその場にいた。在日ライターである李さんにとって、ネット上で「日本から出て行け」「死ね」といった言葉がぶつけられるのは「日常」である。デモ隊にとっては格好の標的である李さんは、いつもは「ナニワの姐御」風の豪胆な女性だが、そのときは猛獣に睨まれた小動物のように、小さく肩を震わせていたという。デモが終わった後、安田さんが「少しでも元気づけたい」と李さんにかけた言葉に、ぎょっとした。今では安田さん自身、なぜそんなことを口にしたのかわからないというが…。「まあ、よかったね、名指しで攻撃されること、なかったもんね」。「個人攻撃されなくて、本当によかったよ」。李さんは安田さんを睨みつけて、泣きながら詰ったという「なんで…よかったの?」「私、ずっと攻撃されてたやん。「死ね」って言われてた。「殺してやる」って言われてた。あれ、全部私のことやんか。私、ずっと攻撃されてた!いいことなんて、少しもなかった!」。そうなのだ。安田さんも李さんの言う通りだとわかった。私の周囲でもさらりと「特定の個人を名指ししたら脅迫だけど、民族への罵詈雑言はそうではない」と言い放ち、それが個人を名指ししていなくても、個人の尊厳を大きく傷つけることに全く無頓着である人もいる。自分の属性に対する中傷や揶揄、攻撃されることへの恐怖、屈辱への想像力の欠如に驚かされる。この社会のマジョリティの哀しい鈍感さを感じざるを得ない。
私は自分自身排除される側になることも地続きであると感じ、恐怖を覚える。「よかったね」とは決して言えない。民族的にはマジョリティでも、女性というマイノリティに属していることも、恐怖を実感することと関係しているかもしれないとも思う。排除されることにリアリティがある。実際、どの属性が差別のターゲットになるかわからない。第4章や第6章などでレポートされているように、部落、ムスリム、フィリピン人、日系ブラジル人など、レイシストの攻撃対象になる。安田さんは、誠実だ。在特会の「不快さ」について話していたところ、在日コリアンの友人から、「不快で済むなら、それでいいよね」と言われた言葉が、それから先何度も耳奥でよみがえるという。他の機会に別の在日コリアンの女性から、「殺されるかもしれない、って恐怖を感じたこと、ある?」と問われたともあるという。マジョリティに必要なのは、理不尽な差別への恐怖心を実感、いや実感できなくても、想像することだ。
言論の自由市場で意見を闘わせればいい、と楽観的にいうひともいる。しかしそう言う彼ら彼女らが、積極的に対抗的言説を発しているかといえばそうではないし(マイノリティ当事者に対抗的言説の発信を任せるつもりなのであれば、それまたあまりに酷な負担を課すことになる)、大体上記のような罵詈雑言のありようを知っているのか、もはや言論の一形態ですらなく、むき出しの強烈な暴力だというのに、とも思う。
安田さんの取材に応じた(かつて応じた)デモ参加者は、人を傷つけていることへの認識が全くない。「ちょっと言い過ぎると思えるくらいの言葉で、ちょうどいいんですよ」。「ちょっと言い過ぎ」?心臓をナイフで抉るような痛みを他者に強いているといった自覚が全くない。在特会から離れた人も、「人間関係が原因」などであって、未だに被害者に与えた傷を実感していないという。
安田さんがヘイトスピーチを取材していた当初、周囲のメディア関係者は、それがあまりに醜悪で下劣であるがゆえ、そんなもの取り上げる必要はない、すぐ鎮静化する、と冷ややかだったという。安田さんご自身もそう言われるとそうかもしれないとも思っていたという。ところが、街頭デモは過激化し、2013年にはヘイトスピーチは「流行語大賞」にノミネートされるまでになってしまった。メディア関係者が軽視している間に、差別扇動デモは「一部の変なやつ」にとどまらずあらゆる層に支持を広げた。それは被害者を産み続けたことも意味する。メディアが向き合う前に、レイシズムがこの社会にいきわたってしまった。真摯に取材をし記事を発表している安田さんほか、朝日新聞の石橋記者、東京新聞の佐藤圭記者は、在特会に名指しで攻撃され、ときには会社に対して抗議が殺到することも少なくないという。こうした抗議は案外報道が及び腰になる要因となっているかもしれない。省エネのため、正面から向き合うのを避ける。しかし、それでは被害者に沈黙を強い、差別を放置してしまうことになる。情報の受け手である私たちがこうした良心的なライターや記者を応援しなければならない。
ところで、メディアが「増悪表現」と直訳したことに、安田さんも私の尊敬する師岡康子弁護士も違和感を持っている。単なる増悪、単なる罵詈雑言ではない。「ヘイトスピーチとは、人種、民族、国籍、性などのマイノリティに対して向けられる差別的攻撃」という師岡弁護士の見解に、安田さんとともに私もならいたい。
何度も、差別集団を「護衛」する警察官へのやりきれなさが綴られる。警察官はむしろ差別扇動を抗議する者たちの体を押さえつけ、スクラムを組んで道をふさぎ、差別集団に好き放題やらせてきた。このことは、2014年の人種差別撤廃委員会にも衝撃を与え、「警察は差別デモを守るために機能しているのか」等と厳しい意見が相次いだ。こんな差別の横行を許しながら、「ヘイトスピーチ許さない」というポスターが作成されても、虚しい。同委員会は、レイシズム的スピーチを監視し闘う措置が抗議の表明を抑制する口実として使われてはならないことを想起しつつ、日本でのヘイトスピーチの蔓延について懸念を表明し、人種主義的暴力と増悪の扇動に断固として取り組むこと、こうした行動に責任のある個人・団体を捜査し適切な場合は起訴すること、ヘイトスピーチ・増悪表現を流布する公人・政治家に対する適切な制裁を追求すること等を勧告した。表現の自由に留意しつつも、差別扇動を許さない、それが人権、個人の尊厳を価値とする国際的なスタンダードである。それでも、日本は一切応じて来なかった。
偏狭なナショナリズムを喧伝し、在特会関係者による集会にも足を運ぶ議員が後を絶たない、この悲しい社会…と嘆息してはいられない。激越な差別扇動を前に、思考停止してはいられない。人を壊し、地域を壊し、社会を壊すヘイトスピーチと闘っていかなくてはならない。あとがきにそう記す安田さんに尊敬の念を強く持つとともに、私も諦めない、闘い続けると決意した。
- 2015年8月16日に日本でレビュー済みAmazonで購入こんなにひどいヘイトスピーチが行われているのに、政府の腰の重さには幻滅する。在日に対する攻撃はナチス時代のユダヤ人ヘの迫害みたいになってしまうのではないかと思って怖い。日本も早く社会のマイノリティの差別をなくするようにならなければ、と思った。
- 2015年6月10日に日本でレビュー済み口汚い憎悪発言を繰り返す彼ら。それに涙を流しながら、感情的とも言える反応を示す人々。
何か遠い異国の出来事を見ているような感覚にとらわれるのは私だけだろうか。
私の得意フィールドであるゴルフ界では、男女とも、韓国人選手が大活躍。数多くのトーナメントを
制し多額の賞金をゲットして行く。しかし、それについて、どうのこうのと言う発言は聞いたことがない。
日本の多くのゴルフ場も在日韓国人系の企業に買収されている。私の所属するゴルフクラブも近年、そう言った
資本が買収した。メンバーは概ね歓迎で、ヘイト的な声は皆無だ。
これから、こういった現象はもっともっと進むだろう。今後、日本企業の多くが中国や韓国を初めとする外国資本に
買収されていくのは間違いない。それはグローバル経済の今日、避けられないことだと、多くの日本人は受け入れている。
これが経済の現場での真実だ。経済活動の場では、日本人も韓国人もない。冷徹なお金の流れだけが関心事だ。
また、実力のある者は何人であろうと称賛される。まあ、ごくまれに、時代錯誤的な人がいるのは確かだ。
しかし、白鳳が受けた差別的扱いは、その後、多くの日本人の指弾を受けた。日本社会は確実に変って行っているのだ。
だから、時代についていけない落ちこぼれ的な一部の人達の過激な言動に右往左往しても仕方がないと思う。
天邪鬼な私には、彼らに過剰に反応している人達も同類なのではないのかと思ってしまう。火に油を注いでいるだけでは
ないのかと思ってしまう。そこに飯の種を見出しているのでは、と言ってしまえば言い過ぎなのだろうか。
- 2015年6月5日に日本でレビュー済みJリーグのサッカー会場に貼られた「JAPANESE ONLY」という横断幕については、確かに軽率な行為だとは思いますけどね
しかしそれをやったサポーターたちの説明を聞けば、騒ぐ外国人がいるから、それを嫌っての事であった
ま、アレだけ騒ぎになったのだから、処断はやむ得ないかも知れないが
一切の弁明も認めずですから、恣意的な解釈が激しいとしか言いようが無いとは感じる部分はありましたよ
私が安田氏に懐疑的なのは理由がありましてね
彼が以前、書いた記事ですが。
在日特権を許さない市民の会の活動に対して、ボロクソに書いていたよ
暴力的だとか、色々とね
ま、それはともかくとして、問題なのは韓国側擁護が露骨すぎるってことですね
VANKと呼ばれる韓国の団体ですが
この団体は日本海と地図に記した会社にネットデモと称して、メールボムを送りつけたり
たびたび問題を起こす団体として知られているのですが。
彼の記事の中では、若い学生たちの良識ある穏当な団体のように書かれていた。
しかしそれだけではマズイと思ったのか、
対馬領有論を唱える韓国の団体、活貧党を出しまして
この団体の具体的な韓国での評価や活動についてほとんど言及せず、韓国でも浮いている団体のように記事で書いていた
韓国メディアでもたびたび取り上げ、韓国国民の間にもけっこう支持がある団体なのですけどね
被害者を生み出すばかりの排外主義と言いますけど
日本人に対する排外主義を徹底的に無視しているようにしか思えませんよね
実力派だとか言いますけど。
ネット右翼に関しても、実態とはかなりかけ離れた内容の記事が目立ちましたし
具体的に言えば、ネット右翼に関して、社会からのオチこぼれの吹き溜まりのように描かれていましたが
ま、そういう人もいるのでしょうけど
しかし実際はそれなりの社会的な地位のある人の方が多く
年齢層も安田氏の指摘するような若い世代はむしろ少数派
40代くらいが現在は主流になっています。
はっきり言って安田氏はちゃんと取材しているようにも思えない
恣意的な印象操作を目的に記事を書いているようにしか思えないのですよね
ジャーナリストというよりも、単なる左派系の社会運動家に過ぎないとしか思えないのですよ
- 2020年1月19日に日本でレビュー済みあくまでルポで、例えば統計資料を用いて「このようにヘイトスピーチが多くなった」等の情報をもたらすものではなく、「愛国者」などの主張に根拠のある反論をするでもなく、期待していた内容ではなかった。差別デモがなぜ広がったのか?デモが広がる前に差別意識が存在していなかったのか?ネットがどのように火付け役となったかなどの詳細な分析が欲しかった。
また、著者が「自分や他の記者に対しても罵詈雑言を浴びせられた」などの情報を繰り返し書いているが、それは必要だろうか?
- 2016年5月7日に日本でレビュー済みAmazonで購入大学のゼミで「ヘイトスピーチ」について調べる為に読ませていただきました。
ヘイトスピーチは自分自身あまり身近ではないことなので、読んでみてこんな卑劣な行為が実際に行われているのか疑いたくなりました。
しかしながら、安田さんの実体験に基づいた論調は説得力があり真に迫るものがありました。
ただ、ヘイトスピーチは絶対悪であるといったニュアンスで書かれており、行為者側の行動根拠は何なのかという点がやや薄かったのかなと感じます。行為者側の真意などを知りフラットな視点でこの問題を捉えていくのが重要ですので、この本の内容が「絶対正義」と考えるのはよろしくないかと。しかし、私自身ヘイトスピーチを無くして行かなければならないと感じ、どのように解決していくべきかということについての足がかりにはなりました。素晴らしい本です。