戦時中、ヒットラーユーゲントを見物したと言う事実だけで、戦争、大量虐殺への荷担を問わざるを得なくなる深く重い心情。
自らの中にある無自覚な差別そして卑屈さを意識せざるを得なくなる息苦しさ。
著者本人が、後半が粗く、手を入れ直したい、と語っていたとのことであるが、その分生々しく著者の感情が伝わるのではないかと感じた。
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狩りの時代 (文春文庫 つ 15-2) 文庫 – 2021/9/1
津島 佑子
(著)
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あのことばだけは消え去らない。
その痛みだけは忘れられなかった。
15歳で早逝したダウン症の兄との思い出、ヒトラー・ユーゲントの来日……大家族二世代の物語はこの国の未来を照射する。絶筆長編。
その痛みだけは忘れられなかった。
15歳で早逝したダウン症の兄との思い出、ヒトラー・ユーゲントの来日……大家族二世代の物語はこの国の未来を照射する。絶筆長編。
- 本の長さ336ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2021/9/1
- 寸法10.6 x 1.3 x 15.3 cm
- ISBN-10416791753X
- ISBN-13978-4167917531
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2021/9/1)
- 発売日 : 2021/9/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 336ページ
- ISBN-10 : 416791753X
- ISBN-13 : 978-4167917531
- 寸法 : 10.6 x 1.3 x 15.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 840,880位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1947年、東京都北多摩郡三鷹町生まれ。白百合女子大学卒。『草の臥所』で第五回泉鏡花文学賞。『寵児』で第十七回女流文学賞。『光の領分』で第一回野間文芸新人賞。「黙市」で第十回川端康成文学賞。『夜の光に追われて』で第三十八回読売文学賞。『真昼へ』で第十七回平林たい子賞。『風よ、空駆ける風よ』で第六回伊藤整文学賞。『火の山──山猿記』で第三十四回谷崎潤一郎賞・第五十一回野間文芸賞。『笑いオオカミ』で第二十八回大佛次郎賞。『ナラ・レポート』で芸術選奨文部科学大臣賞・紫式部文学賞。
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上位レビュー、対象国: 日本
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- 2016年10月7日に日本でレビュー済みAmazonで購入津島佑子の死後に発見された原稿です。
戦時中に甲府駅に現れたヒットラーユーゲントを見に行った二人の少年と一人の少女を中心に
戦前戦中戦後にわたる「フテキカクシャ」という言葉からのメッセージ小説です。
津島佑子には珍しく登場人物が多く、より以上時間が交錯し、頭の整理が追いつきませんでした。
最終章は病気に臥し最期を覚悟した津島佑子の静かな叫びになります。
残念ながら津島佑子の時間が足りなかったようです。
巻末に津島香以による「狩の時代」発見の経緯がつきます。
- 2016年9月15日に日本でレビュー済みAmazonで購入障害者や性的あるいは民族的マイノリティーに共感し続けた津島佑子の遺作である。「フテキカクシャ」という言葉がキーワードになっていて、「ジヒシ」などというおぞましい言葉もでてくる。相模原の障害者ヘイトクライムを思い出させる。全体としては戦中から原発事故後の現在までに渡る大家族の記憶が辿られる。ヒットラー・ユーゲントと遭遇した少年らに刻み込まれたものを時間をかけて明らかにしていく作業のようでもあった。
- 2023年2月8日に日本でレビュー済み遠くはナチスによる障害者虐殺(T4作戦)やヒトラー・ユーゲントに対する日本人の劣等感から、近くは兄・耕一郎への世間の偏見や父親のいない家で育った負い目まで、絵美子は幼い頃からさまざまなレベルでの「差別」を敏感に受け止め、感じとりながら生きてきたのだろう。1対1のそうした小さな「差別」が積み重なっていったとき、ホロコーストのような非人間的な出来事が起こる。そんな人間社会の不条理からどうやったら逃れられるのか、今こそ一人ひとりが考えよう--それが津島さんの最後のメッセージだったのではないか。
- 2016年10月26日に日本でレビュー済み津島佑子さんの遺作。
作者自身がいくらかモデルになったと思われる「絵美子」を主人公に、
障害を持つ兄の耕一郎、従兄の晃や秋雄、彼らの伯父で戦後の豊かなアメリカに移住する物理学者の
永一郎とその家族といった人々が織りなす群像を戦後から現代にかけて描いた作品。
少女時代、二人の従兄のどちらかから「フテキカクシャ」という言葉を囁かれた絵美子は
兄耕一郎の死後、「ヒトラー・ユーゲント」を称賛した思い出に苦しめられつつ
「フテキカクシャ」の意味するものを問い続けながら成長する
(この言葉はナチスの政策に関わるものであることがのちに判明する)。
数十年にわたる一族の物語のなかに「少数者・弱者に対する差別」という問題を織り込み、
物理学者である永一郎の末期の述懐がそのまま福島の原発事故につながっていく構成は巧みだ。
「障害者に対する差別」については日本でも恐ろしい事件が起きたばかりである。
津島さんの慧眼に驚かざるを得ない。
巻末の津島香以さん(津島さんの長女)の回想によると、津島さんは亡くなる数日前までこの作品に手を
入れ続けていらしたという。早すぎるご逝去を悼むとともに、
この優れて今日的な作品を多くの方に読んでいただきたいと思った。