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体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方 第2版 脆弱性が生まれる原理と対策の実践 単行本 – 2018/6/21
購入オプションとあわせ買い
日本中の現場で支持されたベストセラーが、最新環境にあわせて全面刷新+大増ページ!
Webアプリケーションにはなぜ脆弱性が生まれるのか?
脆弱性を解消するにはどうプログラミングすればよいか?
PHPサンプルへの攻撃を通して脆弱性が生まれる原理と具体的な対処方法が学べる!
Webアプリ開発者の必読書、待望の改訂版!
OWASP Top 10 - 2017対応
<主な改訂内容>
・HTML5の普及に対応してWeb APIやJavaScriptに関する解説を新設
・OWASP Top 10 - 2017に対応して、XXEや安全でないデシリアライゼーションなどを解説
・脆弱性診断に対する関心が高まっていることから、脆弱性診断の入門の章を親設
・IE7のサポート終了など現在のソフトウェアの状況に対応
・実習環境をWindowsに加えてMacにも対応
- 本の長さ688ページ
- 言語日本語
- 出版社SBクリエイティブ
- 発売日2018/6/21
- 寸法18.4 x 3.5 x 23.5 cm
- ISBN-104797393165
- ISBN-13978-4797393163
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出版社より

本書は読者が脆弱性の実物にふれることを重視しています。そのため、読者が安心して攻撃方法を体験できるように、VirtualBoxの仮想マシン上で脆弱性のサンプルを試せるようにしました。実習に必要なソフトウェアは本書のサポートサイトからダウンロードできます。どうか、読者が自ら手を動かすことで、脆弱性の理解を深めていただければと思います。本書第2版がWebサイトにたずさわる多くの方のお役に立てることを願っています。
脆弱性とは、「悪用できるバグ」
開発者にとってバグは身近なものです。アプリケーションにバグがあると様々な悪いことが起きます。たとえば、間違った結果を表示する、処理がいつまでたっても終わらない、画面が乱れる、異常に遅い、などなどです。そして、バグの中には、悪用ができてしまうものもあります。そのようなバグのことを脆弱性(vulnerability)またはセキュリティバグと呼びます。脆弱性は「ぜい弱性」と表記される場合もあります。Webアプリケーションの脆弱性がボットネットワークの構築に使われています。その様子を図1-1に示しました。
実習環境の概要
本書では上記の環境をセットアップしたVirtualBox仮想マシンをダウンロードできるよう用意しました。VirtualBox上でLinuxを動かすイメージを下図に示します。仮想マシン上のLinuxサーバーは実際には読者のPCで動いていますが、これをインターネット上のサーバーであると見なしてください。仮想マシンの利用により、インターネット上のサーバーに近い環境を手元のPC上に再現することができます。
クロスサイト・スクリプティング
様々な状況で発生するクロスサイト・スクリプティング脆弱性について、前項を補足する内容を説明します。具体的には、href属性などURLを保持する属性値、イベントハンドラのスクリプト、script要素内についてです。外部から変更できるパラメータがどこに置かれているかによってエスケープ方法が変わるため、先に紹介した図を拡張したものを示します。
「重要な処理」の際に混入する脆弱性
これは、CSRF攻撃のための罠のHTMLファイルです。攻撃者はインターネット上のどこかにこのファイルを置き、攻撃対象サイトの利用者が見そうなコンテンツから誘導します。攻撃対象サイトの利用者がこのHTMLを閲覧した際の様子を図に示します。
CSRF攻撃とXSS攻撃の比較
CSRFと(反射型の)XSSは名前が似ているだけでなく、攻撃に至るシナリオが似ており、さらに攻撃の影響が一部重なっているので、両者を混同する人が少なくありません。両者を比較するために、図にCSRFと反射型XSSの攻撃シナリオを示します。CSRFとXSSは、①から③までは似た経路をたどりますが、その後が違います。
クリックジャッキング対策
frameおよびiframeでの参照を制限するX-Frame-Optionsという仕様が米Microsoft社から提唱され、現在では主要ブラウザ(IE、Firefox、Google Chrome、Safari、Opera)の最新版で採用されています。この仕様に対応することによりクリックジャッキング対策が容易にできるようになっています。X-Frame-Optionsはレスポンスヘッダとして定義されており、DENY(拒否)あるいはSAMEORIGIN(同一生成元に限り許可)のいずれかの値をとります。DENYを指定したレスポンスはframeなどの内側で表示されなくなります。SAMEORIGINの場合は、アドレスバーに表示されたオリジンと同じオリジンである場合のみ表示されます。
商品の説明
著者について
1985年京セラ株式会社に入社後、ソフトウェアの開発。企画に従事。
1999年に携帯電話向け認証課金基盤の方式設計を担当したことをきっかけにWebアプリケーションのセキュリティに興味を持つ。
2004年同分野を事業化。2008年独立。脆弱性診断やコンサルティング業務のかたわら、ブログや勉強会を通じてセキュリティの啓蒙活動を行っている。
EGセキュアソリューションズ株式会社代表、OWASP Japanアドバイザリーボード、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)非常勤研究員。
登録情報
- 出版社 : SBクリエイティブ; 第2版 (2018/6/21)
- 発売日 : 2018/6/21
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 688ページ
- ISBN-10 : 4797393165
- ISBN-13 : 978-4797393163
- 寸法 : 18.4 x 3.5 x 23.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 8,485位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 7位データベースアプリケーション
- - 7位サーバ
- - 9位システム管理・監査
- カスタマーレビュー:
著者について

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カスタマーレビュー
お客様のご意見
お客様はこの書籍について、基礎から理解できる良書だと評価しています。内容も素晴らしく読み応えがあり、演習環境の構築方法まで書かれており、初心者でもサクサク読めると好評です。また、サイバー攻撃の手法や脆弱性、具体的な大作についても学ぶことができると述べています。
お客様の投稿に基づきAIで生成されたものです。カスタマーレビューは、お客様自身による感想や意見であり、Amazon.co.jpの見解を示すものではありません。
お客様はこの本について、基礎から理解できる良書だと評価しています。内容は素晴らしく読み応えがあり、演習環境の構築方法まで書かれており、具体的な大作について学ぶことができます。また、WEB系のエンジニア必読書として高く評価されています。内容面では、IT基礎からサイバー攻撃の手法と脆弱性、具体的な大作について学ぶことができると好評です。
"HTTP通信やセッションなどのIT基礎から始まり、サイバー攻撃の手法と脆弱性、具体的な大作について学ぶことができます。..." もっと読む
"わかりやすくてとてもよかったです!" もっと読む
"HTTPヘッダ、文字エンコーディング、CORSなど前提知識も簡単に解説されるため、Webエンジニアではない当方でも内容についていくことができ、助かりました。..." もっと読む
"...物凄く分厚い本ですが、分かりやすい文章なので新人エンジニアの方でもサクサク読み進められます。 また、実際に動かして学ぶことができるので頭に入りやすく、即現場で生かすことが可能です。 いまいちセキュリティ対策って何すればいいんだ?..." もっと読む
お客様はこの書籍について、ウェブサイトのセキュリティには最適な参考書だと評価しています。学び辛いセキュリティ知識を体系的に学ぶことができ、サイバー攻撃の手法と脆弱性、具体的な大作についても学ぶことができると好評です。
"HTTP通信やセッションなどのIT基礎から始まり、サイバー攻撃の手法と脆弱性、具体的な大作について学ぶことができます。..." もっと読む
"WEBアプリケーションにおいて気をつけるべきセキュリティについて一通り学べる本。 物凄く分厚い本ですが、分かりやすい文章なので新人エンジニアの方でもサクサク読み進められます。..." もっと読む
"Webアプリのセキュリティを網羅..." もっと読む
"セキュリティの入門書としておススメ..." もっと読む
上位レビュー、対象国: 日本
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- 2024年10月5日に日本でレビュー済みAmazonで購入HTTP通信やセッションなどのIT基礎から始まり、サイバー攻撃の手法と脆弱性、具体的な大作について学ぶことができます。
ハンズオンでしかできないかなと時間がないため少し敬遠してたのですが、コードがある程度読める or Chat GPTに質問しながら進めるのであれば、ハンズオンなしでも読み進められる構成だと思います。分厚い本なので、深く理解したい章でがっつりハンズオンするなどのメリハリつけて読むのが大切かなと思ってます。
あといいと思ったのは、さらに詳しく学びたい人向けに追加学習のURLが貼ってあることです。
- 2024年5月1日に日本でレビュー済みAmazonで購入わかりやすくてとてもよかったです!
- 2021年6月11日に日本でレビュー済みAmazonで購入HTTPヘッダ、文字エンコーディング、CORSなど前提知識も簡単に解説されるため、Webエンジニアではない当方でも内容についていくことができ、助かりました。
また脆弱性への対策内容によっては基本設計フェイズから考慮しておくべきところがあるなど、開発の流れに対する言及もあり、実際の開発プロジェクトの参考になります。
Web系エンジニアのみならずITに関わる人間は一読の価値があります。もちろん本書に書かれている内容がITセキュリティのすべてではありません。しかしこんにちのビジネスシーンでは、顧客に直接価値を直接届けるWebアプリの重要性はますます高まっており、本書の内容も役に立つものと思います。
- 2021年4月1日に日本でレビュー済みAmazonで購入自らセキュリティ分野の書籍に手を伸ばすのはそれなりにITリテラシーの高い方々だと思うので、そうした人にとっては少し物足りなさを感じる内容だろうとは思いますが、ウェブ系を自称する技術者の大半が「セキュリティなんてフレームワーク任せ」「パラメータ改ざんって何ですか?」なんてのが国内のシステム開発現場のリアルな現状なのでそうした方々に一読いただきたい一冊です。
近年はサイバーセキュリティの重要性も増し、情報処理安全確保支援士試験(登録セキスペ)合格を目指す人も増えていますのでそうした方の入門書としてもおススメです。
- 2018年11月26日に日本でレビュー済みAmazonで購入WEBアプリケーションにおいて気をつけるべきセキュリティについて一通り学べる本。
物凄く分厚い本ですが、分かりやすい文章なので新人エンジニアの方でもサクサク読み進められます。
また、実際に動かして学ぶことができるので頭に入りやすく、即現場で生かすことが可能です。
いまいちセキュリティ対策って何すればいいんだ?って方には絶対読んでほしい必読書!!!
文句なしの星五つです✨
- 2020年3月15日に日本でレビュー済みAmazonで購入この著者の考えを参考にされた方の記事とかもqiitaなどでよく見かけます。
アプリケーション作成時に胸にとどめておきたい内容です。詳細を忘れたときに思い出すために手元に1冊置いておきたいですね。
- 2023年4月19日に日本でレビュー済みAmazonで購入この第2版はOWASP Top10 2017を反映することも目的だったようですが、この本のスタイルだと現行のOWASP Top10 2021を反映した改訂は事実上不可能な気もします。
それはともかくとして、この本の中身に文句を垂れることができる程、読んで理解していないので不用意はことは書かないようにしますが、セキュリティを口にするならPHPなんか使わないでRustを使え、とだけは言いたい気がします。