世界の難民人口は1億2千万人で日本の人口とほぼ同じ数の難民がいる。
埼玉県川口、蕨は、外国籍の住民が多くおよそ10%ほどが外国人。
毎日新聞川口通信部の元記者だった著者が、地元に暮らす1500名ほどのクルド人の生活、家族、教育、社会、文化、地域交流から、厳しい入国管理の異常な扱いなどを、人々との対話を中心に掘り起こしていった。
ジャーナリズムの原点とも言うべき、まさに足を運んで記したもので、人との距離の近さが感じられる。
まずはデマに騙されないように。そして、この本を読み終えたら、次はこの地域で美味しいクルド料理を食するのをお勧めする。食べるとまた一層理解し、感じることができる。