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オリエンタル・デスポティズム: 専制官僚国家の生成と崩壊 単行本 – 1991/1/1

5つ星のうち3.6 4個の評価

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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新評論 (1991/1/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1991/1/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 646ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4794800789
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4794800787
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち3.6 4個の評価

カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2022年2月4日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    西欧出自の理論の有効性の範囲という問題がある、たとえば、マルクスの理論について、マルクス自身が、自分の理論は西欧限定だということをザスーリッチへの手紙で言っている(平田清明『市民社会と社会主義』)。フランシス・フクヤマの、「自由民主制」のグローバルな現実化により、「歴史」は終焉を迎えるという理論も、世界全体に彼の理論(ヘーゲル、コジェーヴ由来)は妥当するという前提がある。
     しかし、ロシアも中国も西欧とはまったく異質な世界である。「東洋的専制」の世界なのだ。

    ウィットーフォーゲルのこの訳書は入手困難で、古本でしか手に入らない。しかし、古本でも大変高価である(ついでながら、英語版の原書は入手できるが、これも値がはる)。また高い金を出してまで手元に置いても、そもそも読むに値するかが問題である。
     社会科学理論の普遍性という問題、「東洋的専制」という問題(単なるオートクラシーでなく、デスポティズムだ)について、あるいは周辺的にはマルクス主義理論、フランクフルト学派についても、関心がある向きには、良書かもしれない。
     わたしはこの訳者の本は70年代から読んでいる。訳文は基本的に信頼できる。しかし、これは原著者の問題なのか、訳者の訳業の問題なのか、原書にまだ当たっていないので相談できないのだが、訳文註何度も出てくる「政府」の語が気になった。言語はgovernmentなのだろうか。むしろ「統治」と訳して方がいいのではないかと思案した。
    3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2013年1月12日に日本でレビュー済み
     中国の東洋的専制主義社会について巨視的で、細部にわたる研究書。
     産業革命以降のめまぐるしき変化に世界はヨーロッパ的資本主義社会が優位に立つことをよしとしているが、あれほどの打撃を受けた中国が現在において巨大な影響力を持つようになった。
     これを社会主義的専制官僚国家として軽蔑することだけでとらえることはもはや正しい視点で見ているとは言えまい。
     この東洋的専制主義社会は歴史的に国家を比較・分析することによって水力国家としての類似点を見出すことができる。この労作は貴重な資料になりえよう。
     もっと読まれてもいいと考えるが、安値ではなく、入手しづらいのが難。文庫本になることを期待する。
    22人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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