カレー探偵、やみちゃん です。
2022年4月29日から5月6日にかけて北海道に行ってきました!
漁師&カレー遠征 2022 G.W.
北海道(函館・室蘭・札幌)編
【12】Side by Side Spice Stand と ピアBandai(新潟市)
YAMI STEP.29Side by Side Spice Stand(新潟市)
故・水島新司(今年1月に逝去)の故郷
北海道・小樽から出港したフェリーが新潟港に到着したのは翌日の昼でした。
せっかくなので新潟市内でカレーを食べていきましょうかね。
老舗の「ナタラジャ」さんは過去2回調査しているのでそれ以外がいいな。
(※やみメモ:新潟は日本有数のラーメン王国なのでカレー専門店の数は人口に比べて少なめです)
Side by Side Spice Stand 香辛料亭
(新潟市中央区古町通5番町591-1)
それで、おそらく初の南インド料理店が今年2月にオープンしたという噂を聞きつけ、調査することにしました。
場所は昔ながらの商店街、古町通りです。
まず、惜しいのは、店名です。ぶわ。
「文字数多い、覚えにくい、略しにくい」
→客が困惑する店名ですちゃ。
(※やみメモ:長く愛される店はキャッチーな名前であることが多いものです)
店内風景
いきなりダメ出しする失礼な私。
お店の中に入ると、洗練された清潔感ある内装。
おしゃれカフェ的な。
この時点で、お店がメインターゲットとしている客層が推測できます。
・女性客
・日本人客
・商店街の買い物客(カレーマニアとは限らない)
(※やみメモ:どんな商店でもメインターゲットを定めることが商売繁盛の秘訣です→ロックイン効果)
そう思ってメニューを見ると、マニア心をくすぐるラインナップでもあり。
とりあえずはいろいろオーダーして食べ比べてみることにしましょうか。
・カルダモンラッシー 400円
ありそうでなかったラッシー。
スパイスの女王、グリーンカルダモンは香水にも使われる芳香があります。
ラッシーらしく激甘なのでそこは留意しましょう。
・ミールス+カレー1種追加 1600円
カレーは日替わりです。
色彩も良く、美しいですね。
映え(ばえ)ますね。
①きのこチキンクルマ
②ジンジャーポークマサラ
③キーママタル
この3種は肉を使ったメインディッシュ。
いずれも丁寧につくられた、スパイスを感じるカレー。
ビジュアル的にも、味覚的にも、七つ森(上越市)さんが好きな人なら気に入ると思います。
④野菜カレー(サンバル)
これはミールスに必ず付くとのこと。
このサンバルは、澄まし汁のようなあっさりしたタイプ。
アイヌ料理の「オハゥ」のような。。
(トゥール)ダルを潰した豆汁が感じられないので、サンバルというよりは野菜スープです。
⑤豆のカレー(ダールタルカ)
ムング豆ですね。
ミールスに必ず付くそうです。
粘度は低めのスープスタイル。
すごくたくさんのお野菜を取ることができるのが健康的でイイネ。
アチャールの酸味が強すぎで混ぜるとバランス悪くなりました。
全体的に、ビジュアルと健康面を重視で、味はそこまで現地式にこだわっていない感じもします。
ワダかと思わせての、がんもどき。
なかなか面白い。
パチャディは美味しかったです。
個個に光るものあり。
豪快に手喰い!
〆のチャイ。
テイクアウト用のパッケージ商品がショーケースに並んでいたり、昼と夜の合間にはクラフトビールを提供したり。
いろいろな試みをされているお店でした!
YAMI STEP.30ピアBandai をブラヤミ(新潟市)
「ピアBandai」というマルシェ(市場)を知っていますか?
私は初めて訪問したのですが、、
その物量と品揃えに驚かされました!
毎日、小樽とフェリーが行き来しているだけあって、北海道産の海産物もたくさん!
ぶっちゃけ、北海道まで行かなくても、毛ガニも松前漬けもここで買えちゃいます!にゃはは。
はい、ここで松前漬けを買ったのは私です。。ぶわ。
肉も、酒も、野菜も、なんでもありました。
今回、新潟市内はあまり調査する時間が無かったのですが、新潟市だけを目的に遠征するのも楽しそうです。
この後、3時間かけて富山に戻りました。
そしてその夜のカレー活動は、パキザフードハウス。
私はイミズスタンに帰ってきたのです。
(おわり / 全12話)
やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」
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Side by side Spice Stand (カフェ / 白山駅、新潟駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.7