ポール・マッカートニー、ロックの殿堂にジョー・コッカーの殿堂入りを推薦する手紙を送る

ポール・マッカートニー（Paul McCartney）は「ロックの殿堂」に手紙を書き、ジョー・コッカー（Joe Cocker）の殿堂入りを推薦しています。

2024年、ポールはフォリナーのロックの殿堂入りを支持するキャンペーンに参加した一人でした。このキャンペーンは彼らに有利に働いたのか、フォリナーはこの年にロックの殿堂入りを果たしました。

そして2025年、ポールは、1,000人以上のアーティスト、音楽史家、音楽業界の専門家で構成される委員会であるロックの殿堂に手紙を書き、ジョー・コッカーの殿堂入りを推薦しています。手紙にはこう書かれています。

「僕はジョー・コッカー氏をロックの殿堂入りさせることを推薦したいと思います。

ジョーは偉大な人物であり、素晴らしい歌手でした。その独特のスタイルは、いくつかの素晴らしいパフォーマンスを生み出しました。彼は僕たちの曲のひとつ“With A Little Help From My Friends”を歌ってくれました。デニー・コーデルがプロデュースした、そのヴァージョンは、とても独創的でした。

審査員全員が、ジョーがロックンロールの歴史に果たした偉大な貢献を認識していることでしょう。彼は殿堂入りを目指してロビー活動をしたことはないかもしれませんが、このような素晴らしい仲間たちとともにふさわしい場所にいることを知ったら、彼は非常に喜んで感謝するでしょう」

ポールは別のプレスリリースで、ジョー・コッカーとの初めての出会いを次のように振り返っています。

「彼はとても素敵な北部の少年で、僕は彼が大好きだったし、多くの人々と同じように、彼の曲も大好きでした。彼が“With A Little Help From My Friends”をカヴァーすることを決めた時は特に嬉しかった。彼とデニー・コーデルがサヴィル・ロウのスタジオにやって来て、録音したものを聴かせてくれたのを覚えているが、それはまさに衝撃的で、完全にこの曲をソウルアンセムに変えてくれた。彼には本当に感謝している」



■ロックの殿堂2025年度ノミネート・アーティスト

ホワイト・ストライプス
サウンドガーデン
マライア・キャリー
オアシス
アウトキャスト　※初
フィッシュ　※初
ジョイ・ディヴィジョン/ニュー・オーダー
シンディ・ローパー
ビリー・アイドル　※初
ジョー・コッカー　※初
チャビー・チェッカー　※初
バッド・カンパニー　※初
ブラック・クロウズ　※初
メキシコのポップ・ロックバンド Mana　※初