81日間世界一周★21 チチカカ湖の浮島観光とプーノ街歩き

クスコに戻り市場で昼飯。ロモ・サルタード＋スープで７ソレス。肉の量をポテトでごまかされている気がして気に食わないが味は美味しいです。

市場にてアワイマントというオレンジ色のドライフルーツを試食。酸っぱくて微妙な味。

店の人がドライにする前の実を見せてくれました。食用ほおずきのようです。

魚屋に美味そうな切り身が並んでいます。Perico＝インコ、Dorado＝シイラ

サンペドロ市場の南東100ｍにより地元向けの市場があります。ペルーのカボチャはでかい。直径40㎝くらいあります。

エグい色のゼリー屋さんでエグくなさそうなのを選んで食べました。上から、酸っぱいメレンゲ、ゼリー、プリンで、夏休みに家で食べていたハウスのゼリーを思い出しました。1ソル。

市場内に床屋が数軒連なるコーナーがありました。床屋は175円のようです。ペルーには乗りのいいおばちゃんがいます。エクアドルでは見なかった。
旅が2か月以上に及ぶので髪を切るならここでした。結局、切らずに済ませた。

薬局で高山病の薬を買っておきます。

SOROJCHI PILLSという薬を出してくれました。お守り代わりに2錠だけ購入(7ソレス)。あとで調べたら高山病の薬というよりはバッファリンに似た頭痛薬だけど、ペルーの薬局ではこれを勧められるらしい。

夕ご飯は宿のキッチンでアボカドとハムのパスタ。

クスコ後半2日目。今日の前菜はスーパーフードのキヌア・スープ。黒いのはキクラゲぽいやつかな？

主菜はマラヤ(7ソレス)。このメニューは初めて頼んだ。揚げた豚肉にクリームスープが付いてます。

ジャガイモの原産地だけあっていろいろ種類があります。

アルパカの肉。後日食べたときの感想は硬めの豚肉でした。

広場の露店で本を売っています。スペインから輸入品が多いのかと思ったら、ボリビア国産のようです。

政治的なポスターはあるものの、デモには遭わず助かりました。

宿で出発準備していたらウルトラライトダウンが無い！考えられるのはマチュピチュからの帰りのワゴン。急いで旅行会社に駆け込んだが電話をかけてくれたようだけど既に2日間経っていて「もう無理だよ」との回答。早々に諦めました。

初めてターミナルタックス1.5ソレス払いました。買わないとゲートが出れなかった。

プーノ行きは25ソレスで調達できました。出発直前なので少しまけてくれた気がする。車内は上着無しでも寒さを感じることなく乗り切れました。

早朝チチカカ湖畔のプーノに到着。明るくなるまでバスターミナルで座って待ちます。ツアー斡旋の小柄なおばさんに言われるまま30ソレスでチチカカ湖に浮かぶウロス島ツアーを予約。普段ならもっとツアー会社を比較してから決めるんですが、この時はウルトラライトダウンを紛失した後を引きずり脇が甘くなっていました。

ツアー斡旋の小柄なおばさんに言われるまま30ソレスでチチカカ湖に浮かぶウロス島ツアーを予約。普段ならもっとツアー会社を比較してから決めるんですが、この時はウルトラライトダウンを紛失した後を引きずり脇が甘くなっていました。案の定、ホステルの壁に同様のツアーが20ソレスで出ていて地団太踏みました。

明るくなったのでバスターミナルからホステルまで2kmほど歩きます。

途中のウニオン・イ・ディグニダー市場は朝早すぎてほとんど開いてなかった。パン屋でパン3個調達(1ソル）。

山頂近くに文字が見えます。

屋台で朝食。カニワジュースとチーズサンドが各1.5ソレス。

カニワはキヌアに似たスーパーフードで、そのジュースは淡い茶色の液体に練乳を混ぜたもの。少し漢方薬ぽい味で、400ccほどもあったけど飲み干しました。隣のマカは味見したら甘かった。

予約済のホステルに到着。朝7時台だったけどチャイムを鳴らして入れてもらいました。

フロントに荷物を置かせてもらい、公共スペースで洗顔、トイレを済ませてウロス島ツアーのお迎えが来るまでスマホチェックして休憩。

ホステルの屋上はソファーあり、ハンモックありの自由空間。この宿は公共スペースが多くて広い。

ツアー案内人の車で港近くまで来ました。二人のブラジル人も同乗。

港に来たついでにブラジル人たちは出国印を貰いに行くと言うので、僕も明日のためのペルー出国印を貰っておきました。ユングーヨ経由でボリビアのコパカバーナへ入国する場合は、事前にプーノで出国印が必要です。これが通常なのか臨時対応かは不明。

港から船に乗り込みます。

出港するとプーノの町全体が見渡せます。

チチカカ湖は琵琶湖の12倍もありますが、このあたりは琵琶湖の大きさ程度の湾になっています。

やがて浮草に囲われた水路に入ります。

湖面はおだやかに見えますが、船の屋根に上ると結構風が吹いています。ツアー参加者は10人前後。いっぺんには屋根に乗れませんので交代で上ります。

ウロス島の入口がありました。門番がいて船の出入りをチェックしているようです。

水路沿いに浮島が並んでいます。その数80余りの島に2700人が住んでいるそう。

浮島のひとつに船が横付けされて上陸。トトラという葦でできた浮島。地面はトトラが何重にも重なっていてフカフカですが、ジャンプしたくらいで揺れたりはしません。

訪問した島は４家族が住んでいて、ガイドの説明時に住民の奥さん方が民芸作品をアピール。

トトラで作った島のミニチュア。土台は実際に水中にある土の塊。

家の中は自由に見学できます。この島には高野じゅんという日本人が3年間いたと住民が教えてくれました。

島には櫓が建っていて交代で上ります。トイレは隣の島にしか無くて舟で行くそうです。

メルセデスベンツと名付けられたトトラの船。畳みたいに見えます。オプションで10ソレス払うと乗船できますが、半ば強制参加。初めは参加しないと言っていたフランス人も連れていかれてしまいました。僕はボートのほうに隠れて寝ていました。

寝ている間にベンツが出港。バイバイ、またね～

住民と乗組員しかいなくなった静かな島を一人ぶらぶら。島の端っこを観察。土の上にトトラを重ね続けて浮力を保っているようです。トトラを掘ると下は腐ってきています。

10分ほどして乗船を促されて出港。どうやらベンツは戻ってこずに別の島へ着岸したようです。

鳥が飾られた別の島に上陸。この島には売店や食堂があり、他のツアー参加者はビールを飲みながらパラソルの下でだべっていて誘われたので話に加わります。スロベニア、ドイツ、ブラジル人でした。

この島にはトイレがあります。

ツアー終了後にスロベニア人たちもペルー出国印を貰いたいというので、事務所の場所を教えてあげましたが、お昼休みに入っていて待たされていました。先に貰っておいて良かった。

通訳環境情報センター。

中はちょっとした博物館になっていました。

でもスペイン語の説明オンリーなので、さらっと見学して出ます。

港へ通じる通りには観光客向けのレストランや土産屋が軒を連ねています。

なにか養殖しているようです。

港から線路が一本延びています。

SECO DE RES CON FREJOLという料理を頼んでみました。FREJOL＝インゲン豆
エントラーダは穀類たっぷりのチキンスープ。

セグンドは牛肉の小さな塊に豆と玉ねぎの煮物。
”ペルーのクレオール料理で最も人気のあるシチューの 1 つで、あまりのジューシーさから皮肉を込めてそう呼ばれるようになった”そうです。他では見かけないメニューでした。これで７ソレス

プーノのメインストリート。シモン・ボリバル通り。

通りにあった豚肉専門店。

遠くからでもよく見える綿菓子屋。

地域ごとにデザインの違うペルーのトゥクトゥク。線路の中にあるのはゴミではありません。

靴を売る露店でした。売り子はいったいどこに？

ドミトリーでも一段ベッドだとちょっとプレミアム感を感じてしまう。
昼寝から目覚めたら笑顔の女子と目が合いドキッとした。同室に入ってきたフランス人でした。
その後に来たデンマーク人女子二人組もフレンドリー。そばかす顔がレゴの広告内で遊んでる女の子みたい。

チリモヤはプーノのほうがクスコより安く、２個250グラムで2ソレス。ヨーグルトぽいのとサワー感のと個体差あり。

ホステルの窓からモスクみたいな建物が見えます。

泊まっているホステルの近くは夜になり屋台街に変貌しました。

串焼きや肉じゃが風、怪しげなカクテルがどんどん売れてます。

スープと甘いお茶付のSeco de Polloチキンご飯が5ソル175円の店。ボリビアに近づくと飯が安くなるというのはこういうことかと実感してます。

激安食堂ながら店内は割と雰囲気がある。

プラザヴェーというスーパーに入ってみたら巨大な別世界のフロアが広がっていました。チチカカ湖に来てこんな現代的な店に出会うとは失礼ながら驚いた。

トゥクトゥクの横に”月夢雪猫”と漢字のシールが貼ってあります。

中華料理屋もありました。平日なのに人通りが多い。

ファッションビルもあり。

なんだか昔住んでいた高雄の新堀江を思い出しました。

プーノ2日目。早起きして荷物を静かに部屋から運び出し、6時前から朝食を食べ始めました。後から起き出してきたデンマークの二人に「先に行くよ」と挨拶してチェックアウト。

バスターミナルでコパカバーナ行きバスチケットを購入。30ソレスは他のバス会社より10ソレス安かった。この後、案内人に連れられて別のミニバスターミナルへ移動。慌ててこのターミナル利用税を払わなくてよかった。コパカバーナ編につづく。