中国電子商取引（EC）大手の京東集団（JDドットコム）がこのほど、2024年12月期決算を発表した。売上高は前の期比6.8％増の1兆1588億元（約24兆円）、純利益は71％増の414億元（約8700億円）となった。

事業部門別売上高は、小売事業の京東零售（JD Retail）が7.5％増の1兆159億4800万元（約21兆円）、物流事業の京東物流（JD Logistics）が9.7％増の約1828億3700万元（約3兆8000億円）だった。

同時に発表した24年10～12月期の売上高は、前年同期比13.4％増の3470億元（約7兆3000億円）、純利益は191％増の99億元（約2100億円）だった。

京東集団の許冉CEOは「消費市場の緩やかな回復を背景に、売上高成長率は再び2桁台を回復した。消費者心理は着実に改善している」とし、25年の業績について楽観的な見通しを示した。

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（36Kr Japan編集部）