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中国の人工知能(AI)スタートアップ「DeepSeek(ディープシーク)」が初の外部資金調達を検討しており、アリババグループや政府系ファンドの中国投資(CIC)などが関心を示しているという。2月19日、米メディア「The Information」が報じた。
DeepSeekはこれまで外部資金を受け入れたことがない。その理由の一つは、投資家からの早期商業化の圧力を避けるためだ。しかし、自社開発したAIモデルの普及が進み、モデル開発を支えるためにより多くのAIチップなどが必要になったため、外部資金の導入を検討し始めたとみられる。
The Informationによると、DeepSeekと親会社「幻方量化(High-Flyer Quant)」の経営陣は、これまでの研究中心のビジネスモデルから、OpenAIのように収益を生み出し、最終的に黒字化を目指すビジネスモデルへの転換を検討しているという。
以前、アリババがDeepSeekの企業価値を100億ドル(約1兆5000億円)と評価し、10億ドル(約1500億円)を出資して10%の株式を取得する計画があると報じられたが、アリババ側はこの報道を否定した。また、中国の金融専門紙「証券時報」などは、DeepSeekの関係者が「外部資金調達に関する報道はすべて事実無根だ」と否定したと報じている。
*1ドル=約150円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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