米調査会社センサータワーはこのほど、2025年1月の世界のモバイルゲームパブリッシャー売上高ランキングで、上位100社に中国34社が入ったと発表した。中国企業の売上高は合計で約23億3000万ドル（約3600億円）となり、上位100社の39.2％を占めた。

中国モバイルゲームパブリッシャーの世界売上高ランキング上位30社も発表した。春節（旧正月）休暇に合わせたキャンペーンが奏功し、各社とも売上高を伸ばした。

1位はテンセントで、「王者栄耀（Honor of Kings）」や「和平精英」（「PUBG MOBILE」の中国版）、「クロスファイア」などが好調だった。王者栄耀の売上高は過去3年半で最高となり、世界ランキング1位に返り咲いた。

2位は網易（ネットイース）、3位は点点互動（Century Games）、4位は米哈游（miHoYo）、5位は海彼（Habby）だった。ネットイース過去最高のヒット作「第五人格（Identity V）」の売上高は123％増加し、同社の売上高を押し上げた。Habbyは「アーチャー伝説2」や「カピバラ Go!」が好調で、初のトップ5入りを果たした。

世界モバイルゲーム売上高、中国産「ラストウォー：サバイバル」が首位に急浮上：24年12月

＊1ドル＝約153円で計算しています。

（36Kr Japan編集部）