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中国の新エネルギー車(NEV)市場は、政策支援や価格引き下げ、インフラ改善などの要因が重なって引き続き拡大し、2024年は生産・販売台数がともに1000万台を突破した。
中国汽車工業協会(CAAM)によると、2024年のNEV生産台数は前年比34.4%増の1288万8000台、販売台数は35.5%増の1286万6000台だった。新車販売に占めるNEVの割合は40.9%と前年比で9.3ポイント増加した。電気自動車(EV)の販売台数がNEV全体の60%と10.4ポイント減少する一方で、プラグインハイブリッド車(PHEV)は40%と10.4ポイント上昇した。今後はPHEVやレンジエクステンダーEVを打ち出す自動車メーカーが増えると予想される。
2024年の自動車輸出台数は前年比19.3%増の585万9000台と高い成長率を維持し、うちNEVが6.7%増の128万4000台となった。EVは10.4%減の98万7000台、PHEVが190%増の29万7000台だった。メーカー別では、NEV最大手のBYDの輸出台数が最も伸びており、前年同期比71.8%増の43万3000台となった。
(36Kr Japan編集部)
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