春は花見の名所として、秋は紅葉スポットとして札幌市民に親しまれている円山公園。
「円山(まるやま)」は小さいですが標高225mの低山で、国の天然記念物にも指定されている「円山原始林」があります。
以前から山登りができるのは知っていたのですが、登ったことがなかったので先日ぶらっと行ってきました。
円山到着 駐車場は?
円山公園は円山動物園や北海道神宮が隣接しています。そのほか近隣には有料駐車場などありますが、北海道神宮の南一条駐車場が円山公園からも近く便利です。
北海道神宮の駐車場は参拝客なら1時間無料。1時間500円で開放されてます。
せっかくなので、円山に登る前に神宮で参拝。
朝早いのにバスから海外の観光客が大量に来ているようでした。
登山ルートは2種類
低いですが登山ルートは2種類あり、西登山口から登る通称「動物園コース」と北登山口から登る通称「八十八ヶ所コース」があります。
今回は動物園コースから登って、八十八ヶ所コースから下山しました。
散策しながら登山スタート
円山動物園側から入山する西登山口からスタート。最初の印象はかなり緩やか。
運が良ければリスを見ることができるとのことなので、あちこち見ながらゆっくり登ります。
途中の看板。山頂まで1.2km。散歩がてらに歩いてそうな人とすれ違います。
登り始めてわりとすぐ、木の上にいるエゾリス発見。かなり高い位置にいてまったく動きませんでした(苦笑)
しばらく歩くと改めて「天然記念物 円山原始林」の石碑のようなものが出てきます。
登山道以外の歩行禁止はもちろん、樹木や草の採取、動物の採集も禁止とされています。
若干ですが最初に比べると道が険しくなってきました。
前方で歩いていた人たちも休憩が多くなっているようです。
途中またまたエゾリスに出会います。今度はさっきより低めの位置に。
冬の毛が生え変わる時期なのか背中がややまだら模様。そうこうしている間にかなり降りてきました。
人馴れしているのか足元まで寄ってきて去っていきました。
エゾリスはキーキーやりあってるのを見たことがあるので、あまり近寄ってこられるとやや怖いです(苦笑)
さらに道は険しく・・・
少しすると何やら建物があります。
近くに行くとこんな感じでした。
よく見ると文字のようなものが削られているようでちょっと残念。ここまで来たらあと少し。
頂上到着
程なくして「山の神」の石碑が見えてきて頂上到着です。写真を撮ったりしながら登って30分程度でした。
そしてご褒美は札幌を一望できるこの景色。
頂上は崖っぷちのような感じになっているので気をつけないと危ない感じ。
石垣の下を見ているとカメラを持ったおじいちゃんがいてびっくり(笑)
結構遠くに北海道百年記念塔。距離を調べてみたところ円山から19kmぐらいでした。
ビルが立ち並んでいますがテレビ塔もかろうじて見えます。
札幌駅前のJRタワーと奥にはモエレ沼公園のピラミッド。
札幌ドームも。
やや曇り空でしたが気持ちの良い景色でした。霞んでいなければもっと遠くまで見えそうですね。
下山
帰りはせっかくなので、上りとは反対側の八十八ヶ所コースから降りることにしました。
四国の八十八ヶ所にちなんで作られた円山の八十八ヶ所は100体以上の観音像が並んでいます。
こちらのコースが険しいからか、脚が疲れているのか、どっちかわかりませんが道のりが長く感じます・・(苦笑)後から調べた感じだとやはり八十八ヶ所コースより動物園コースのほうが緩やかなようです。
途中、保育園の子どもたちと会いました。小学校前から登山なんて足腰強くなりますね。
麓には鳥居がありお地蔵さんもたくさん並んでます。帰りも30分弱の道のりでした。
今にも動き出しそうなこんな木がたくさんあります。
運が良ければリスにも出会える
原始林散策中はもちろん、円山公園は自然がいっぱいなので運が良ければリスにも会えます。
すばしっこいので注意してないと見逃しますが、めちゃくちゃ可愛いです。
シマリーめちゃ可愛かった😍 pic.twitter.com/swaddVm8aU
— ケー@はてなー (@weblog_life) 2018年5月23日
最後に
低い山だからと軽い気持ちで登ったのですが、登った時の達成感は結構ありました(笑)
めちゃくちゃ普段着&手ブラで下山している人なども見かけ、近所の方は散歩のような感じで楽しまれているようでした。運動不足の方や北海道観光でお時間のある方は是非チャレンジしてみてください。
雨の後は数日はかなり滑りやすいとのことですのでよく晴れた日のほうがオススメです。
今回写真を撮るのに使ったカメラなど。