モバイル向けBaaS「Kiiクラウド」正式版の提供開始。ユーザー認証、オブジェクトストレージなど。ストレージ1GB、100万コールまで無料
モバイルアプリケーションのバックエンド機能として、ユーザー認証やオブジェクトストアなどの機能を提供する、BaaS(Backend as a Service)型クラウド「Kiiクラウド」を、Kiiが日本と米国で正式サービスとして開始しました。
提供される機能は、ユーザー認証、デバイス認証、オブジェクトストレージ、ファイルストレージ、ファイルシンク、ユーザーの行動分析、アドネットワーク最適化など。Android、iOS、JavaScriptなどのクライアントアプリケーションから利用できるようになっています。
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モバイルアプリケーションのためのバックエンドの機能があらかじめ用意されているため、開発者はクライアント部分の開発に注力でき、運用開始後もサーバの運用やユーザー数の変動によるサーバのスケーラビリティに気を使わずに済む、などの点がメリットといえます。
BaaSは海外ではParse、Kinvey、StackMob、Appcelerator Cloud ServicesやWindows Azure Mobile Servicesなどさまざまなサービスがすでに提供されています。日本ではappiariesが昨年正式公開を発表したばかりです。
ストレージ1GB、100万コールまでは無料
Kiiクラウドの価格は、1カ月あたり100万コール、ストレージ1GB、100万プッシュ通知までは無料で、超過分は課金されるFREEプラン。1カ月あたり1500万コール、ストレージ20GB、500万プッシュ通知までが月199ドルで、超過分は課金されるSTANDARDプランが用意されています。また、要望に応じた価格のカスタマイズも可能。分析機能は別料金になっています。
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