子どものころ「天は二物を与えず」という言葉を知って
そういうもんなのかーと思い、
後にいやいやそんなことないだろうと思い直したんだけど、
今はやっぱり「天は二物を与えず」だと思ってる。
確かに二物も三物も持ってる人はいる。
ハンサムでスポーツ万能で学業優秀でモテやが
とにかくいろんな能力を持ち合わせてる人。
けどそういう人のほとんどは
それを天から与えられたんじゃなくて
自分で獲得したんじゃないだろうか。
生まれ持った才能というものがあるとしても
それが開花するかどうかはやはり本人次第。
運の要素も多大に絡むだろうけど
チャンスが来たときに手を伸ばしたから掴めたわけで。
人の優秀さを、あるいは自分の実力不足を見せつけられたとき
努力ではどうしようもないもののせいにするのは簡単だけど、
それじゃ誰も幸せにならない。
「天は二物を与えず」っていうのは
「2つ目からは自分でゲットしてね」
という意味だということにしておこう。